土壇場ドローに唖然のモウリーニョ監督…レスター・サポーターに逆ギレも!?

2017年12月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

痛恨の足踏みでシティとの勝点差が13に広がる

手痛いドローに不満たらたらのモウリーニョ監督。プレミアの覇権奪還へ、いよいよ後がなくなってきた。(C)Getty Images

 数的有利のメリットを活かせず、93分に同点弾をねじ込まれたマンチェスター・ユナイテッド。敵地キングパワーでのレスター・シティ戦は、悔やまれる2-2ドローに終わり、首位マンチェスター・シティとの勝点差は13に広がった。
 
 ベンチ前で唖然とした表情を見せていたのがジョゼ・モウリーニョ監督。試合後の会見では怒りを通り越したのか、淡々とした口調でインプレッションを語った。
 
「いろんな1ポイントがあるだろう。OKだと思えるものや、ポジティブに捉えられるものもね。でも今日のそれはまったく違う。簡単に勝てた試合でポイントをロスしてしまったんだ。私はハーフタイムで選手たち言った。『1-1だが、こんなに簡単に勝てるゲームはないぞ』とね。ところがどうだ。あっさりとカウンターから失点する体たらくで、大きなフラストレーションになった。最後の場面もまるで選手たちは集中してなかったな。天罰が下ったんだよ」
 
 後半、1点を追うレスターは必死の反撃を見せるが、73分にダニエル・アマーティが退場となり、ハリー・マグワイアが相手CBクリス・スモーリングにエリア内で倒された場面でもPKはなし。ホームサポーターからは、強烈な野次とブーイングが絶え間なくジョン・モス主審に浴びせられた。この点についてモウリーニョ監督はイラついた表情を浮かべながら、「大した理由もなく、レスターのサポーターたちはなんでもかんでも噛みつき、文句を言っていたな。ひどい話だ。モスはよくやっていたのにね」と私見を述べた。
 
 3連勝を逃がし、手痛い足踏みを強いられた"赤い悪魔"。プレミアリーグ上位戦線の関心は、早くもチャンピオンズ・リーグの出場権争いに移行しつつある。
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