柏の5選手が選んだ2017シーズンの「ベストプレーヤー」は?

2017年12月23日 サッカーダイジェスト編集部

今年ベストヤングプレーヤーに輝いた中山はG大阪のブラジル人助っ人を1位に。

A代表デビューを飾り、飛躍の年となった中村はいったいどの選手を選んだのか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 2017年シーズンのJ1全18クラブに協力を願い、現役Jリーガー90人の投票によって年間MVPを決定する、恒例の「ベストプレーヤー企画」。4位でシーズンを終えた柏ではクリスティアーノ、伊東純也、大谷秀和、中山雄太、中村航輔に他クラブの選手を評価してもらい、トップ3を挙げてもらった。ビックセーブを連発し、A代表でも初陣を飾るなど、順風満帆の1年となった中村は川崎の攻撃と守備の要を、それぞれ1名ずつセレクトしている。気になる投票結果は以下の通りだ。
 
●クリスティアーノ(FW)
1位▶杉本健勇(C大阪/FW)
2位▶エウシーニョ(川崎/DF)
3位▶レオ・シルバ(鹿島/MF)
 もしも投票権が1票しかなければ、迷わず杉本に入れる。それほどに彼は輝いていた。攻守にバランスが取れたエウシーニョは、川崎の攻撃のアクセントになっていた。L・シルバはすべてにおいて長けたプレーヤーだね。
 
●伊東純也(FW)
1位▶杉本健勇(C大阪/FW)
2位▶小林 悠(川崎/FW)
3位▶カミンスキー(磐田/GK)
 同い年の杉本選手は今年大ブレイクし、毎試合のように点を取っていた。小林選手はゴール前での嗅覚が鋭くて、動き出しが参考になる。カミンスキーは絶対に入ったと思ったシュートを止められたので入れました。
 
●大谷秀和(MF)
1位▶杉本健勇(C大阪/FW)
2位▶小林 悠(川崎/FW)
3位▶昌子 源(鹿島/DF)
 杉本選手は色々な形を持っているし、守備でもサボらない。今年ひと皮剥けたと思う。小林選手は得点とアシストが結果に直結していて、ハードワークもできる。昌子くんは年間を通して非常に良いパフォーマンスだった。
 
●中山雄太(DF)
1位▶アデミウソン(G大阪/FW)
2位▶ペドロ・ジュニオール(鹿島/FW)
3位▶ジェイ(札幌/FW)
 開幕当初の対戦ではアデミウソンの個人技に完全にやられました。P・ジュニオールも印象深い。内容では互角以上だったホームの鹿島戦で、最後に決定力の差を見せつけられた。ジェイの高さとパワーも凄かった。
 
●中村航輔(GK)
1位▶小林 悠(川崎/FW)
2位▶チョン・ソンリョン(川崎/GK)
3位▶カミンスキー(磐田/GK)
 エースとして、またキャプテンとして川崎を牽引した小林選手は素晴らしい。チョン・ソンリョンの安定したパフォーマンスも川崎の順位に反映されている。カミンスキーも失点が少なく、磐田の躍進の一因になった。
 
取材●鈴木 潤(フリージャーナリスト)
 
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