【Jリーグ最新移籍動向】川崎から東京五輪世代DFが仙台へ! 新潟の鈴木武蔵は長崎に完全移籍

2017年12月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ベガルタ仙台の勝利、タイトル獲得に向けて、自分の持っている力をすべて発揮したい」

仙台への期限付き移籍が決まった板倉。飛躍の移籍とできるだろうか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 J1のベガルタ仙台は12月22日、川崎フロンターレのDF板倉滉が期限付き移籍で加入することが決まったと発表した。移籍期間は2018年2月1日から19年1月31日となる。

 東京五輪世代である板倉は、今年5月に開催されたU-20ワールドカップにも出場した2020年期待のひとり。今季はJ1リーグで5試合・0得点と、優勝したチームのなかでいまひとつ頭角を現わせなかっただけに、来季は新天地で飛躍を期すことになる。

 板倉は仙台のクラブ公式サイトを通じて、「今回、声をかけていただき感謝しております。ベガルタ仙台の勝利、タイトル獲得に向けて、自分の持っている力をすべて発揮したいと思います。選手、スタッフ、サポーターのみなさまよろしくお願いします」とコメントを発表。一方、川崎側からもコメントを発表しており「小学校の頃から11年間お世話になったフロンターレを離れること、フロンターレじゃないチームのユニフォームを着ることにすごく悩み迷いましたが自分のこれからのためだと思い決断しました。素晴らしいチームメイト、スタッフ、サポーターの方々と一緒に戦えないのは寂しいですが、仙台で活躍して個人としてもう一段階レベルアップしてまた一緒に戦えるよう頑張りたいと思います。ありがとうございました」と、感謝の言葉とともに、新天地での決意を述べている。

 また、川崎からは中野嘉大が昨年、期限付き移籍で仙台に加入していたが、12月22日に完全移籍での加入が決まった。中野は「プロサッカー選手として成長するチャンスだと感じ、ベガルタ仙台に完全移籍することを決断いたしました」と決断の理由を述べている。中野はリーグ戦では18試合・2得点にとどまったものの、チーム史上最高のベスト4に進出したルヴァンカップでは、川崎を相手に印象的な活躍も見せている。

 一方、来季J1に初昇格するV・ファーレン長崎は同日、アルビレックス新潟からFW鈴木武蔵が完全移籍で加入することになったと発表した。

 昨年のリオ五輪に出場した鈴木は今季、17試合・1得点にとどまり、夏に松本へ期限付き移籍。松本では9試合・0得点に終わっていた。鈴木は長崎の公式サイトを通じて「この度V・ファーレン長崎に加入する事になりました鈴木武蔵です。自分の能力を最大限に発揮し、ゴールそしてゴールに繋がるプレーをしていきたいです。皆さんと1つでも多く、J1での勝利の喜びを分かち合いたいです。応援をよろしくお願いします」とコメントを発表している。

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