インテル愛を語った長友、「最もいいヤツ」「話を聞いてみたいレジェンド」等も明かす

2017年12月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

日本代表での100試合出場にも言及

最も「いいヤツ」とは移動も隣同士。チームメイト、スタッフ、ファンと良い関係を保っている長友にとって、インテル以上の好環境は他に見つけられないようだ。 (C) Getty Images

 長友佑都がイタリアの名門に加入して、はや7年が経とうとしている。昨シーズンは不振から批判も浴びた。それでも、背番号55のインテル愛は変わらない。

 現地時間12月20日、長友はクラブ公式チャンネルの番組に出演し、様々なテーマに言及した。インテル専門サイト『fcinternews』が伝えている。
 
 現在のチームで最も「いいヤツ」を問われると、長友は守護神サミール・ハンダノビッチの名前を挙げた。ただ、問題もあると言い、「同室の時に僕は試合を見たいのに、彼が夜8時には寝てしまう」とチームメイトとの"争い"を明かした。
 
 一方で、長友はブラジル代表の名SBだったロベルト・カルロスに思い入れがあるとし、「彼はあまりに強すぎる」と、話を聞いてみたいと明かした。
 
「どうやったら、あんなに強く蹴ることができるのか知りたい。子どもの頃に何をしていたのか、何を食べていたのか、どうトレーニングしていたのか。彼は、僕と同じくらいの(背の)高さなのに……」
 
 だが、"アイドル"はインテルの歴史に名を残したSBの先輩、マイコンとハビエル・サネッティだ。また、マルコ・マテラッツィやアントニオ・カッサーノ、ヴェスレイ・スナイデルといった元インテルの選手たちとも仲が良かったとし、「当時の僕のイタリア語は酷かったけど、今は上手くなった」と胸を張った。
 
 プレミアリーグやブンデスリーガのクラブからの関心も取り沙汰されながら、最後にはインテルに残って出場機会をもぎ取ってきた長友のインテル愛の強さは、すっかり有名となっている。
 
「責任を感じるんだ。自分にとって、インテルの一員であることは大きな名誉。インテリスタたちは情熱的で、いつも助けてくれる。常にそばで支えてくれるんだ。本当に彼らは、ナンバーワンだ。日本人と比べて、彼らはより情熱的だね」
 
 日本代表では100キャップという大台を突破した。長友は「自分がバンディエーラ(旗頭)かどうかは分からないけど、100試合出場は大きなことだ」と喜びつつ、周囲への感謝を忘れなかった。
 
「僕は幸運なんだ。チームメイトや監督が僕を信じて、助けてくれたからね。その全ての人に、お礼を言わなければいけない」
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