川崎の5選手が選んだ2017シーズンの「ベストプレーヤー」は?

2017年12月21日 サッカーダイジェスト編集部

得点王&MVPの小林悠は、浦和の興梠慎三を絶賛。

大島が1位に選んだのはC大阪の杉本健勇。「シンプルに点を取っている」との理由で選出した。(C)SOCCER DIGEST

 2017年シーズンのJ1全18クラブに協力を願い、現役Jリーガー90人の投票によって年間MVPを決定する、恒例の「ベストプレーヤー企画」。初タイトルを獲得した川崎では、小林悠、谷口彰悟、大島僚太、車屋紳太郎、チョン・ソンリョンの5選手が回答してくれた。果たして誰を選んだのか。選出コメントとともに見ていこう。

●小林 悠 (FW)
1位▶興梠慎三(浦和/FW)
2位▶東口順昭(G大阪/GK)
3位▶クリスティアーノ(柏/FW)
 興梠選手はすべてのレベルが高く、DFにとって嫌なFWのはずです。東くんは反射神経 に優れ、シュートストップ技術はリーグで一番ではないでしょうか。クリスティアーノ選手は個の力。ひとりで局面を打開できます。
 
●谷口彰悟 (MF)
1位▶興梠慎三(鹿島/FW)
2位▶柿谷曜一朗(C大阪/FW)
3位▶ビクトル・イバルボ(鳥栖/FW)
 興梠さんは点を取れる場所を知っていて、嫌なスペースに入ってきます。柿谷選手はボールがない場面での駆け引きが巧いです。イバルボ選手とは対戦しませんでしたが、フィジカルが強く、能力は非常に高いと感じました。
 
●大島僚太 (MF)
1位▶杉本健勇(C大阪/FW)
2位▶中村航輔(柏/GK)
3位▶レアンドロ(鹿島/MF)
 健勇はシンプルに点を取っているので選びました。航輔はどっしり構えてチームを落ち着 かせ、失点を減らしていると感じます。大事な場面をしっかり守っています。レアンドロ選手はここ一番で得点を決めている印象です。
 
●車屋紳太郎 (DF)
1位▶西 大伍(鹿島/DF)
2位▶アンデルソン・ロペス(広島/FW)
3位▶山口 蛍(C大阪/MF)
 サイドバックで技術が高い選手は少ないですし、西選手はJリーグで抜けている存在だと感じます。 A・ロペス選手は周りとの連係で崩せますし、パンチ力のある左足も厄介でした。山口選手は寄せの速さ、上手さが随一です。
 
●チョン・ソンリョン (GK)
1位▶興梠慎三(浦和/FW)
2位▶杉本健勇(C大阪/FW)
3位▶クリスティアーノ(柏/FW)
 興梠選手は得点能力が高いですし、ゴール前での動き方も巧みです。杉本選手は得点ラン キング2位ですし、やはり良い選手だなと再認識しました。クリスティアーノ選手はハードワークできて強烈なシュートも打てます。

取材●江藤高志(川崎フットボールアディクト編集長)
 
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