3戦全敗の韓国女子代表…失意のビーナス、イ・ミナは「アジアカップで雪辱したい」

2017年12月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

年明けから日本でのキャリアがスタートする

今回のE-1選手権で結果を残せず、反省の弁に終始したイ・ミナ。なでしこリーグではどんなプレーを見せてくれるのだろうか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 東アジアの盟主の座を争う女子E-1選手権は12月15日、フクダ電子アリーナで最終節を迎え、中国が3-1で韓国を、北朝鮮が2-0で日本を破り、北朝鮮の3連覇に終わった。2位は日本、3位は中国、そして韓国は3連敗で最下位に沈んだ。
 
【なでしこPHOTO】北朝鮮に攻守で圧倒され、3大会ぶりの優勝逃す…

 なでしこリーグ、INAC神戸への入団が決まっている韓国の10番、イ・ミナは、悔しさを噛み締めながら、大会を振り返った。韓国の全国スポーツ紙『Sports Seoul』が伝えている。
【E-1選手権PHOTO】韓国女子代表のビーナス、イ・ミナの厳選フォトはこちら
 
「今日の試合もそうでしたが、先に失点をしてしまうと瞬く間に崩れてしまう。0-0の状況だとよく戦えているのに……。私がその拮抗した時間帯に点を取れなかったのも敗因です。大会を通じて宿題をたくさんもらいました。今年4月の平壌(ピョンヤン)遠征ではよく戦えました。あの試合で得た手応えを忘れないようにしながら、次のアジアカップ(来年4月にヨルダンで開催)に向けて意識を高めたい。雪辱したいですね」
 
 今年4月の女子アジアカップ予選、平壌で27年ぶりとなるサッカーの南北対決が実現。韓国女子代表は圧倒的なアウェーの雰囲気の中で、1-1のドローに持ち込む大健闘を見せた。国中が女子代表を称え、大いに盛り上がったゲームだ。なお来春のアジアカップ本大会で、日本と韓国はグループBで同居している。
 
 最後に「男子サッカーのようにもっとたくさん試合がしたい」と切実に訴えたイ・ミナ。年明けの1月中旬にはINAC神戸の入団会見に臨み、日本でのプレーキャリアをスタートさせる。
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事