「北朝鮮は彼がキーパーで不運だった」大殊勲の守護神、中村航輔を海外メディアも称賛

2017年12月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

なかでも圧巻だったのが69分のシーン

代表デビュー戦で奮迅の働きを見せた中村。ハリルジャパンGK陣の序列にどんな影響を与えるのか。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 東アジアの盟主の座を争うE-1選手権は土曜日に男子の第1節が行なわれ、日本代表は北朝鮮を相手に1-0の勝利を飾った。
 
 試合終了間際に井手口陽介の鮮烈ミドルでかろうじて3ポイントを奪取したが、チャンスの数では北朝鮮が上回る展開。好セーブ連発で窮地を救ったのが、柏レイソルの守護神・中村航輔。米スポーツ専門チャンネル『ESPN』も、そのハイパフォーマンスを称えた。
 
「国内組のみで編成されたサムライブルーは、北朝鮮の堅守とカウンターの前に大いに苦しんだ。なんとかヨウスケ・イデグチがドラマチックな一撃で決勝点を挙げて勝利したが、再三のピンチを見事なセービングで凌いだコウスケ・ナカムラが殊勲者だろう。とくに後半の出来が素晴らしく、なかでも圧巻だったのが69分のシーン。キム・ユソンの完璧なヘッドをフルストレッチで手を伸ばし、華麗に封じたのだ。北朝鮮は不運だったとしか言いようがない。この日の日本のゴールキーパーがナカムラであったことがだ」
 
 もうひとつのカード、韓国対中国戦は2-2のドローで決着し、第1戦を終えて日本が首位に立った。次節は火曜日、同じく味の素スタジアムでイタリアの名将、マルチェロ・リッピ監督率いる中国と対戦する。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事