「レッズに勝つ自信がある」アルジャジーラの智将がアジア王者に挑戦状!

2017年12月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

土曜日は指揮官にとって63回目のバースデイ

サッカーの酸いも甘いも嚙み分ける指揮官、テン・カテ。ベスト8で浦和の前に立ちはだかるのは、オランダ出身のこの叩き上げだ。(C)Getty Images

 現地時間12月9日にクラブワールドカップ準々決勝で浦和レッズと対峙する、UAE王者のアルジャジーラ。欧州シーンで定評を得ている62歳のオランダ人監督、ヘンク・テン・カテが、アジア王者との大一番に向けて抱負を語った。地元メディアの『Gulf News』紙が伝えている。
 
 アルジャジーラは大会初戦でオークランド・シティ(ニュージーランド)を1-0で下し、ベスト8に進出。指揮官はその戦いぶりに確固たる手応えを感じたようだ。
 
「なにも失なうものなどない。そのなかで選手たちは勇敢に戦い、終盤の敵の猛攻も耐え凌いで勝ち切った。素晴らしい試合だったじゃないか。彼らは自信に満ち溢れていたよ。だから浦和レッズ相手にだって勝てないとは言い切れないはずだ。勝つ自信はある、あえてそう言おう。我々はしがないUAEの小さな王者だが、大陸王者に臆せず挑む。プレッシャーを感じているのはレッズのほうだろうからね」
 
 奇しくも試合が開催される土曜日は指揮官にとって63回目のバースデイ。「勝利を掴めば、かつてないベストなプレゼントになる」と笑う。
 
「正直言って、アジア王者は相当にタフな相手だ。本当のクオリティーを持った選手が何人もいて、日本代表選手や有能なブラジル人選手もいる。とくに(浦和の)左サイドからの攻撃を警戒しているよ。分析はしっかりやっているし、戦う準備はできている」
 
 はたして赤い波は、ホームの大声援を受ける白い壁を突き崩せるのか。準決勝の舞台では、レアル・マドリーが待ち受ける。その挑戦権を巡るバトルは、日本時間の12月10日午前1時30分にキックオフだ。
 
 
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