二度先行、二度追いつかれ…日韓戦勝利も、なでしこ高倉監督「我慢でしたね」と苦笑い

2017年12月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「課題は多いが、競ったゲームで勝てたのは財産になる」

宇津木の通算100試合出場を祝う高倉監督。苦しい展開も「競ったゲームで勝てたのは財産」とチームを評価した。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

[E-1選手権]日本 3-2 韓国/12月8日/フクアリ
 
 終盤83分に飛び出した岩渕真奈の決勝ゴールで日本が韓国を突き放し、E-1選手権初戦を白星で飾った。
 

 7分に田中美南、70分に中島依美がゴールを奪いリードするものの、そのたびに追いつかれる苦しい展開だった。それでも、最後にホームの意地を見せ、勝ち切ったことについて高倉麻子監督も「課題は多いが、競ったゲームで勝てたことはチームの財産になる」と評価した。
 
 失点は不運とミスが重なった。1失点目はクロスで左右に振られた後、ペナルティエリア内でのハンドでPKを献上し、2失点目はクリアしきれず、こぼれ球を拾われたところからの失点。

「落ち着いてゲームをやれば、得点力はあるのでいい方向に向かうと思う。まあ(今日は)我慢でしたね」と、指揮官も忍耐を強いられた展開に苦笑いを浮かべていた。
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