【CL】鮮やかなヒールパスで同点弾を演出した香川真司…地元紙の評価は?

2017年12月07日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

3-4-3システムの左ウイングで先発。

結果こそ残せなかったが、決定機を作り出した香川。調子は上向きだ。(C)Getty Images

 12月6日、チャンピオンズ・リーグのグループステージ第6節でレアル・マドリーと対戦したドルムントは2-3で敗戦。決勝トーナメント進出は逃したが、それでも3位に入り、ヨーロッパリーグ出場権は確保した。
 
 この日、日本代表MFの香川真司は、3-4-3システムの左ウイングで先発。1-2とR・マドリーが1点リードして迎えた48分には、鮮やかなヒールパスでピエール=エメリク・オーバメヤンの同点弾をお膳立てし、終了間際にはドリブル突破から際どいシュートを放つなど、チームが劣勢を強いられたなかで見せ場を作り出した。
 
 そんな香川に「3」と及第点の評価(1が最高、6が最低)をつけたのが地元紙『Ruhr Nachrichten』で、「不慣れな3トップの役割を消化するのに45分かかったが、2-3で迎えた終了間際にビッグチャンスを作り出した」との寸評を添えた。同じく地元紙の『レビア・シュポルト』も「3」をつけ、惜しくもラファエル・ヴァランヌにシュートを防がれた27分のシーンを紹介している。
 
 ちなみに両紙ともチーム最高点をつけたのが2得点を挙げたオーバメヤンで、最低点は『Ruhr Nachrichten』がマルク・バルトラで、『Revie Sport』はラファエウ・ゲレイロだった。
 
 DFBカップ2回戦のマクデブルク戦(10月24日)に勝利して以来、1か月以上も白星から遠ざかっているドルムント。チームは苦境に立たされているが、香川個人のコンディションは決して悪くない。さらなる奮起に期待だ。
 
文●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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