【CL】リバプールは7発大勝で首位勝ち抜け! ナポリは最下位チームに敗れて脱落…

2017年12月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

イングランド勢は5チームが決勝Tへ

ハットトリックを達成したコウチーニョを、サラー(左)とフィルミーノ(右)が祝福する。この3人で5ゴール! (C) Getty Images

 12月6日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)グループステージ最終節の残り8試合が、欧州各国で行なわれた。


 グループHは、すでにトッテナムとレアル・マドリーの勝ち抜けが決まっており、残る興味はヨーロッパリーグ出場権を懸けた3位争いの決着だったが、ドルトムントとAPOELはともに敗北。よって、得失点差によって前者が欧州の舞台に残ることとなった。
 
 勝点3差のなかに3チームがひしめき合っていたグループEでは、リバプールが、前節セビージャ戦で3点差を守り切れずに引き分けた悔しさを晴らすかのごとく、スパルタク・モスクワ相手に7発大勝を飾って首位通過。これにより、イングランド勢は5チーム全てが決勝トーナメント(決勝T)進出を果たしている。
 
 グループFは、5節まで全勝のマンチェスター・シティが早々に突破を決めた一方で、勝ち抜け候補と見られていたナポリが苦戦。最終節、フェイエノールトを下した上で、シャフタール・ドネツクが敗れた場合にのみ、2位浮上が可能ということで、試合の行方が注目されていた。
 
 ナポリは、ここまで全敗中のフェイエノールトから開始2分で先制ゴールを奪うという幸先の良いスタートを切ったものの、一方でシャフタールは前半のうちに2点をリード。この時点で希望は萎んだが、後半にフェイエノールトに同点を許すと、終了間際には決勝点を献上……他試合の結果はもはや関係なかった。
 
 シャフタールはマンチェスター・Cを2-1で撃破。ここまで国内でも無敗だったチームに、初めて土をつけた。これにより、今シーズンのCLグループステージで、全勝チームはゼロとなった。
 
 最後にグループG。ベジクタシュはすでに突破を決めており、残り1枠をポルトとRBライプツィヒが争っていたが、限りなく有利とされていたポルトがモナコから5点を奪って勝利し、順当に2位を確保した。初出場で健闘したライプツィヒはELへ回る。
 
 強敵を抑え、前節で首位を決めたベジクタシュは、ライプツィヒとのアウェーマッチでも終了間際に勝ち越しゴールを奪い、勝利で最終戦を締めるなど、最後まで強さを維持し、決勝Tに臨むこととなった。対して最下位モナコは……勝点わずか2で欧州の舞台から去って行った。
 
 各試合の結果と各グループの順位は次ページの通りである。

次ページマンCの敗北で今季は全勝チームなし

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