【CL】マンU、ユーベら4チームが最終節で決勝Tへ! ローマは逆転首位!!

2017年12月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

2分間での逆転で4シーズンぶりの突破

マンチェスター・Uは余裕を持って久々に決勝トーナメント進出を決めた。写真はラッシュフォードの決勝点。CSKAは勝点1を奪えばバーゼルを上回れたが……。 (C) Getty Images

 12月5日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)グループステージ最終節の8試合が行なわれた。

 4節ですでに決勝トーナメント(決勝T)進出の2枠が決定していたグループBでは、バイエルンがパリ・サンジェルマンを3-1で破って2節(0-3)のリベンジを果たすとともに、勝点15で並んだものの、当該チーム同士の対戦成績により、得失点差1で首位奪取はならなかった。
 
 前節まで全敗を喫していたアンデルレヒトは、オウンゴールの1点を守り切って初白星。勝点でもセルティックに追い付いたが、2節の直接対決を0-3で落としていたため、最下位が決定し、逆転でのヨーロッパリーグ(EL)行きには手が届かなかった。
 
 グループAでは、7点差で負けなければ突破が決まる首位マンチェスター・ユナイテッドが、64分からの2分間でルカク、ラッシュフォードがゴールを奪ってCSKAモスクワを撃破。ホームでの無敗を40に伸ばし、4シーズンぶりにCLでの決勝トーナメント進出を果たした。
 
 一方、CSKAは前半終了間際に先制して希望を見出したものの、逆転負け。勝点1を奪えば突破を果たせが、ベンフィカ(ついに勝点なしに……)を下したバーゼルを追い越せず、ELに回ることとなった。
 
 グループCでは、不振が目立ったアトレティコ・マドリーが前節で初勝利を挙げ、最終節で奇跡を起こせるかに注目が集まったが、56分にサウールのゴールで先制するも75分にサビッチがオウンゴールを献上し、最低条件の勝利を奪うことができず、3位に沈んだ。
 
 もっとも、A・マドリーが勝っていたとしても、ローマが53分のペロッティによる1点を守り切って勝点3を奪い、同勝点のチェルシーから首位の座を奪取していたので、いずれにせよ2014、16年のファイナリストの16強入りは叶わなかった。
 
 最後にグループD。すでに突破を決めているバルセロナは、前節に続いてエースのメッシはスタメンを外れたものの、スポルティングを2-0で撃破。ちなみに終了間際のオウンゴールを献上したのは、奇しくも昨シーズンまでバルサに在籍していたマテューだった。
 
 前節終了時点で、そのスポルティングに勝点1差まで迫られていたユベントスは、すでに最下位が決まっていたオリンピアコスを敵地で下して(2-0)2位の座を確定。スポルティングはELに参戦することが決定した。
 
 なお、各試合の結果とグループの順位は次ページの通りである。

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