追加招集の川又堅碁が"FWサバイバル"に殴り込み「1分の出場でも仕留められるようにしたい」

2017年12月04日 本田健介(サッカーダイジェスト)

代表には2年4か月ぶりの復帰に。

追加招集が決まり、トレーニングに参加した川又。E-1選手権でアピールできるか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 12月4日、日本代表は9日に開幕するE-1選手権に向けて都内でトレーニングを開始。この日に追加招集が発表された磐田の川又堅碁も参加した。
 
 川又にとっては2年4か月ぶりの代表復帰だ。2015年には3月のウズベキスタン戦で代表初ゴールを挙げるなど、5試合のAキャップを刻んだが、その後はクラブでの不振もあり招集は途絶えた。
 
 しかし、今季移籍した磐田では中村俊輔らと好連係を見せ、得点ランキング4位となる14ゴールをマーク。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督へのアピールに成功した。
 
 久々に代表練習に加わった川又は「こういうチャンスはそうそうない。自分としても良い大会にしたい」と生き残りへ危機感を強め、「ちょっとのチャンスを逃さないようにしたい。1分の出場でも仕留められるようにしたい」と意気込んだ。
 
 この日の練習ではライバルの杉本健勇が左脇と左足首に痛みを覚え、冒頭のランニングを途中で切り上げるアクシデントが発生。そのなかで、川又はチャンスを活かせるか。小林悠、金崎夢生らを含めたFW陣のサバイバルレースには注目だ。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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