【J1採点&寸評】FC東京0-0G大阪|MOMは好守を連発した日本代表GK。現役引退の石川は… 

2017年12月02日 橋本啓(サッカーダイジェスト)

FC東京――チャン・ヒョンスを中心とした最終ラインは安定感を顕示。

【警告】FC東京=チャン・ヒョンス(59分) G大阪=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】東口順昭(G大阪)

[J1リーグ34節]FC東京0-0G大阪/12月2日/味スタ
 
【チーム採点・寸評】
FC東京 6
ショートカウンターや両サイドを起点にゴールに迫るもあと一歩を欠く。一方で守備は安定感があり、最終ラインを崩される場面はなかった。
 
【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 6
シュートストップ、ハイボールへの対応とも、問題なくこなす。終盤、呉屋に鋭いシュートを見舞われたが、難なく阻止した。
 
DF
22 徳永悠平 6.5
後方から積極的に駆け上がり攻撃に厚みをもたらした。守備の局面では大きく崩されることはなく無難に対応。
 
14 チャン・ヒョンス 6.5
終始落ち着いて最終ラインを統率。力強い競り合いでことごとくボールを跳ね返し、背後を取られる場面もほぼなかった。
 
5 丸山祐市 6.5
味方との息の合った連係からピンチの芽を摘むなど、局面に応じた判断は良かった。ほぼミスはなく安定感を示す。
 
MF
37 橋本拳人 6.5
積極的にゴール前にも侵入し、前後半に1本ずつ決定的なシュートを放つ。守備でも常に目を光らせ、鋭いインターセプトを披露。
 
38 東 慶悟 6(80分 OUT)
中盤の底でボール捌きつつ、チャンスの場面では高い位置に侵入。73分には、太田のシュートがGKに弾かれたこぼれ球に反応するも、GK東口の好守に阻まれる。
 
2 室屋 成 6
攻守にバランスよく顔を出す。攻撃の局面では、後方から攻め上がった徳永と息の合った連係を見せていた。
 
6 太田宏介 6
前半はやや大人しかった印象も、後半に入ると高い位置でのプレー機会が増え好クロスを供給。73分には鋭いシュートも放った。

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