タンザニアのビーチで発見されたイタリア前監督、W杯組み合わせ抽選の前に“国外逃亡”か?

2017年12月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

バカンス中の様子をスクープされ…。

数日前からタンザニアでバカンスを過ごす前イタリア代表監督のヴントゥーラ。国民の厳しい目から逃れるのが目的か。(C)Getty Images

 現地時間12月1日、ワールドカップ(W杯)の組み合わせ抽選会が、ロシアの首都モスクワにあるコンサートホール、クレムリンパレスで行なわれる。

 世界中が注目するこのビッグイベントを冷めた気持ちで見なければいけないのが、60年ぶりにW杯出場を逃したイタリアだ。1日に行なわれるセリエAの大一番、ナポリ対ユベントスの一戦に注目が集まっていたカルチョ界だが、抽選会が始まれば、W杯予選敗退という事実を改めて突きつけられることになる。

 国民の中には、ふたたび怒りに震える人がいるかもしれない。そしてその怒りの矛先は、最大の戦犯である前指揮官のジャン・ピエロ・ヴェントゥーラに向けられるだろう。ただ当のヴェントゥーラは、そうした流れを予測してか、すでにイタリアを離れているという。

 イタリア紙『Il Messaggero』の報道として『Sky Sports』が伝えたところによると、ヴェントゥーラ氏はいまアフリカを訪れている。タンザニアのザンジバル諸島の海でバカンスを過ごしているところをスクープされたのだ。

 予選敗退が決まって以降、世間の目から逃れるように身を潜めてきたヴェントゥーラは、妻とともに向かったアフリカの海でなにを考えているのか。イタリア人には欠かせない海と太陽とビーチに、傷ついた心を癒してもらっているのだろうか――。
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