【J1昇格プレーオフ展望】名古屋×千葉|今季は千葉の2戦2勝!しかも名古屋は無得点だが…

2017年11月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

名古屋――普段通りの戦いを強調。真っ向勝負に臨む。

出場停止/なし

J1昇格プレーオフ 準決勝
名古屋グランパス×ジェフユナイテッド千葉
11月26日(日)/16:00/パロマ瑞穂スタジアム

名古屋グランパス
今季成績(42節終了時):3位 勝点75 23勝6分13敗 85得点・65失点
 
【最新チーム事情】
●千葉には今季2敗で無得点と苦手にしている。
●プレーオフ期間中は練習を全日完全非公開。
●リーグ最終節で勝利し、チームの手応えは上々の様子。
●風間八宏監督は「いつも通り変わらない」と自然体で臨むことを宣言。
 
【担当記者の視点】
 リーグのホーム最終戦ではラリベイと為田に決められて0-3の完敗を喫した千葉には3節でのゲームも含めて今季2敗しており、リーグトップのシーズン85得点を挙げてきたチームが唯一得点を奪えていないチームでもある。

 風間監督の下、ボールを大事にするサッカーは自陣からのビルドアップが軸で、千葉の"ハイライン・ハイプレス"戦術には餌食になりやすい部分もあるため、そこへの対策が非公開練習の中でどこまで徹底できたかがひとつの焦点。キャプテンの佐藤寿人は「大きな兄弟喧嘩になる」と兄・勇人との兄弟対決も含めて激戦を予想するが、「最終的にはボールに関わる勇気が大事になる」と普段通りの戦いを強調し、真っ向勝負に臨む。

 ドローでもリーグ順位でのアドバンテージがあるためプレーオフ決勝に進めるが、先手を取り主導権を握れるかも焦点になりそうだ。

次ページ千葉――シモビッチ&G・シャビエルを封じられるか。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事