イタリアから3チーム! ELグループステージは5節を終えて16チームの勝ち抜けが決定!

2017年11月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

脱落が決定しているのは15チーム

ミランは3、4節でスコアレスドローと足踏みが続いたが、OBカカも観戦した5節ではオーストリア・ウィーンを5-1で下して首位通過を決めた。 (C) Getty Images

 11月23日(現地時間)、ヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第5節の24試合が、欧州各国で行なわれた。

 4チームずつで構成された12のグループにおいて、2枚の決勝トーナメント行きのチケットを懸けた争いが展開されているが、5節終了時点で5つのグループで決着がついた。
 
 すでに4節の時点で勝ち抜けを決めたチームが生まれているが、5節でその数は16チームに増加。イタリアからはミラン、アタランタ、ラツィオの3チームが32強に名を連ねたが、これは国単位としては現時点で最多。ミラン、ラツィオはグループの首位も確定している。
 
 日本人選手絡みでは、南野拓実が所属するレッドブル・ザルツブルクが、酒井宏樹のマルセイユに勝点4差をつけてグループIの首位の座を射止めた。なおマルセイユは最終節(12月8日)、突破を懸けてザルツブルクをホームに迎える。
 
 グループHでは、大迫勇也のケルンが強豪アーセナルをホームで破って次ラウンド進出に望みを繋いだ。国内リーグではいまだ勝利なしと大不振に喘いでいるが、欧州の舞台では連勝。最終節では敵地でレッドスターと対戦するが、2節の同カードでは敗れているため、ケルンは勝たなければならない。
 
 最後に、原口元気擁するヘルタ・ベルリンは、5節、アスレティック・ビルバオに敵地で2度リードを奪いながらも守り切れずに敗れ、グループJでの3位以下が確定した。
 
 各グループの勝ち抜けチームと、脱落チームは以下の通り。最終節は12月8日に行なわれ、ここで出揃った24チームに、チャンピオンズ・リーグのグループステージで3位に終わった8チームが加わって、2月からの決勝トーナメントに臨むこととなる。
 
◇グループA
☆1位 ビジャレアル 勝点11
2位 スラビア・プラハ 勝点8
3位 アスタナ 勝点7
×4位 マッカビ・テルアビブ 勝点1
 
◇グループB
☆1位 ディナモ・キエフ 勝点10
☆2位 パルチザン 勝点8
×3位 スカンテルベウ・コルチャ 勝点5
×4位 ヤングボーイズ
 
◇グループC
☆1位 ブラガ 勝点10
2位 ルドゴレツ 勝点8
3位 イスタンブール・バシャクシェヒル 勝点5
×4位 ホッフェンハイム 勝点4
 
◇グループD
☆1位 ミラン 勝点11
2位 AEKアテネ 勝点7
3位 オーストリア・ウィーン 勝点4
×4位 リエカ 勝点4
 
◇グループE
☆1位 アタランタ 勝点11
☆2位 リヨン 勝点11
×3位 アポロン・リマソル 勝点3
×4位 エバートン 勝点1
 
◇グループF
1位 シェリフ 勝点9
2位 ロコモティフ・モスクワ 勝点8
3位 コペンハーゲン 勝点6
×4位 ズリーン 勝点2
 
◇グループG
☆1位 ステアウア・ブカレスト 勝点10
☆2位 プルゼニ 勝点9
×3位 ルガーノ 勝点6
×4位 ハポエル・ベエルシェバ 勝点4
 
◇グループH
☆1位 アーセナル 勝点10
2位 レッドスター 勝点6
3位 ケルン 勝点6
4位 BATEボリソフ 勝点5
 
◇グループI
☆1位 レッドブル・ザルツブルク 勝点11
2位 マルセイユ 勝点7
3位 コンヤスポル 勝点5
4位 ギマラエス 勝点4
 
◇グループJ
☆1位 エステルスンズ 勝点10
2位 アスレティック・ビルバオ 勝点8
3位 ゾーリャ・ルハンスク 勝点6
×4位 ヘルタ・ベルリン 勝点4
 
◇グループK
☆1位 ラツィオ 勝点13
☆2位 ニース 勝点9
×3位 ズルテ・ヴァレヘム 勝点4
×4位 フィテッセ 勝点2
 
◇グループL
☆1位 ゼニト・サンクトペテルブルク 勝点13
☆2位 レアル・ソシエダ 勝点12
×3位 ローゼンボリ
×4位 ヴァルダール 勝点0
 
☆=決勝トーナメント進出決定 ×=グループステージ敗退決定
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