【ACL決勝】アル・ヒラル指揮官は痛恨ドローにも自信満々「埼玉で勝利を掴むと約束しよう」

2017年11月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今日はあまりにも奇妙な不運に見舞われてしまった」

第2レグに向けて秘策はあるのか!? アル・ヒラルのディアス監督からは楽観的なコメントが相次いだ。(C)Getty Images

[ACL決勝 第1戦]アル・ヒラル 1-1 浦和/11月18日(日本時間19日未明)/リヤド(サウジアラビア)
 
 サウジアラビの首都リャドで開催されたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝第1レグ。ホームのアル・ヒラルと浦和レッズの一戦は、1-1のドローに終わった。終始主導権を握り、数多の得点機を掴みながらも、浦和DF陣の集中力の高いディフェンスの前に勝ち越し点を奪えなかったサウジ王者。まさに、痛恨の結果と言っていいだろう。
 
 アラブ系メディアの『Al-Ain.com』が、試合後に行なわれたラモン・ディアス監督のコメントを伝えている。初代Jリーグ得点王に輝いた元アルゼンチン代表のレジェンドは、記者会見の席上で余裕の表情を浮かべた。
 
「チームはたくさんの好機を掴んでいた。リターンマッチ(第2レグ)に向けては非常にポジティブに考えているし、私は楽観しているよ。選手個々がベストとも言えるパフォーマンスを見せてくれたからね。(1-1という)結果を皆は酷いもの、望んだものではないと考える者がいるかもしれないが、試合はリターンマッチの終了の笛が鳴るまで終わらないんだ。ただ、今日はあまりにも奇妙な不運に見舞われてしまった。とくにオマル・ハリビンのチャンスはことごとく防がれてしまったね。彼だけで4点は取っていただろうが、こればかりは残念としか言いようがない。いずれにせよ、攻撃は機能していた証だと私は捉えているよ」
 
 最後に「我々が誇るべき素晴らしいチームだ。埼玉で勝利を掴むと約束しよう」との言葉で締めたディアス監督。怪我のため途中交代した攻撃の要、カルロス・エドゥアルドの状態については、「あまり芳しい状態とは言えないが、数日待って、東京で再度チェックする」と、日本への遠征に帯同させることを明言した。
 
 第2レグは11月25日、埼玉スタジアムで行なわれる。アル・ヒラルは勝つか、2点以上を奪っての引き分けで、17年ぶり3回目のアジア制覇を掴む。
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