王様イブラヒモビッチがついに復帰!「ライオンは人間のように復活しないからな」と“舌好調”

2017年11月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

自信たっぷりに“イブラ節”を炸裂させた王様

怪我の不安をまったく感じさせない堂々たるプレーを披露したイブラヒモビッチ。 (C) Getty Images

 ついに百獣の王が帰還した。
 
 現地時間11月18日に行なわれたプレミアリーグ第12節で、マンチェスター・ユナイテッドは本拠地オールド・トラフォードにニューカッスルを迎え、4-1の勝利を収めた。
 
 この一戦で最大の注目を浴びたのは、今年4月20日に行なわれたヨーロッパリーグ準々決勝第2レグのアンデルレヒト戦で右膝の前十字靭帯を断裂し、長期離脱を強いられていたズラタン・イブラヒモビッチの戦線復帰だ。
 
 試合前にジョゼ・モウリーニョが明言した通り、ベンチ入りを果たしたイブラヒモビッチは、チームが3点をリードした77分に、その時を迎える。ホームサポーターの万雷の拍手の中、アントニー・マルシアルに代わってピッチに立ったのだ。
 
 負傷した当初は、復帰が来年1月になると目されたが、驚異的な回復力で早期復帰を果たした。ゴールこそ挙げられなかったものの、ピッチに立った約13分間で、その存在感を十二分に示した。
 
 試合後、背番号10は、英国メディア『BT Sports』のトラッシュインタビューで、自信たっぷりにその想いを語った。
 
「特別な気分だし、これまでと同じクオリティーでプレーできたと思う。俺は何も心配していなかった。なぜなら、俺はハードな練習を重ね、多くを犠牲にしてきたからだ」
 
 また、インタビュアーから「復帰するうえで不安はなかったか?」と問われたイブラヒモビッチは、ニヤッと笑いながら"らしい"表現で返している。
 
「そんなのないよ。ライオンは人間のようには回復しないからな」
 
"舌好調"ぶりもアピールした王様イブラヒモビッチ。はたして、35歳のストライカーは今後どのようなパフォーマンスを披露するのか。楽しみは尽きない。
 
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