【J1採点&寸評】仙台3-0大宮|仙台が大宮を一蹴。MOMは鮮烈弾を突き刺したボランチに

2017年11月18日 古田土恵介(サッカーダイジェスト)

仙台――まさに“思い通り”の試合展開。攻守に圧倒した。

【警告】仙台=なし 大宮=大山(59分、70分)、金澤(65分)、奥井(88分)
【退場】大宮=大山(70分)
【MAN OF THE MATCH】三田啓貴(仙台)

[J1リーグ32節]仙台 3-0 大宮/11月18日(土)/ユアスタ
 
【チーム採点・寸評】
仙台 7
ピッチの幅、奥行きを上手に使いながら相手を押し込む。ブロックの内側に楔を打つタイミングも良く、3ゴールを奪っての大勝。高いラインを保ちつつ前線から連動してプレスを掛ける守備もハマり、相手の自由を奪った。
 
【仙台|採点・寸評】
GK
21 関憲太郎 6.5
果敢な飛び出し、ハイボールへの対応、安定感のあるセービングと好パフォーマンス。快勝に華を添える、クリーンシートを達成した。
 
DF
4 蜂須賀孝治 6.5(58分OUT)
推進力があり、幾度も相手陣に侵入。26分にクロスから増嶋の先制弾をアシストした。守備でも1対1を制してサイドの制圧に成功していた。
 
13 平岡康裕 6.5
90分に訪れた決定機で上手くボールにミートできなかったのはご愛嬌。本職の守備面では右ストッパーとして奮迅の活躍だった。
 
27 大岩一貴 6.5
最終ラインの中央に構えると、声を出してしっかりと統率。強さもあり、清水ら大宮攻撃陣に自由を与えなかった。
 
50 増嶋竜也 6.5(80分OUT)
蜂須賀のクロスに反応すると、バックヘッドで流れを呼ぶ先制ゴールをゲット。守備では読みが鋭く、機先を制して相手を封殺した。
 
MF
7 奥埜博亮 6.5
無尽蔵のスタミナでピッチを所狭しと駆け回り、セカンドボールをことごとく回収。ドリブラーらしいテクニックでDFをひらりとかわす場面も。
 
18 三田啓貴 7
Man of The Match

高質なボックス・トゥ・ボックスのプレーヤーであることを証明。攻撃のタクトを振るい、守備では泥臭いプレーを厭わず、極めつけに見惚れるようなミドルシュートを突き刺した。
 
29 古林将太 7(75分OUT)
右サイドを我が物のように闊歩。積極的な仕掛けで攻撃面のアクセントとなり、見るものの胸を躍らせた。
 
16 野津田岳人 6.5
繊細なパスと絶妙な飛び出しで大宮守備陣の脅威に。ゴールは奪えなかったが、57分の三田のゴールをお膳立てした。
 
FW
30 西村拓真 6(82分OUT)
プレーに迷いが見られる。チャンスには絡んでいるので悪くはないが、「グッド」の域を抜け出すためにもっと思い切って勝負していいはずだ。

次ページ仙台――1トップの石原もMOM級のパフォーマンス。

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