歓喜から一転して失意へ…連勝直後に降格を知った新潟の小泉慶は「申し訳ない。残り2試合をしっかり戦いたい」

2017年11月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「残りの試合を観に来てくれる人のためにも、選手はしっかり戦う」

降格という事実を突きつけられた小泉は、それでも気丈に前を向いた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ32節]新潟1-0甲府/11月18日/デンカS
 
 新潟のJ2降格が決まった。32節のホーム甲府戦で今季初の連勝を飾ったものの、他会場で広島が神戸に勝利。18位・新潟と残留圏内となる15位・広島の勝点差が8となったため、残り2試合での逆転残留が不可能になった。
 
 この結果を試合後に聞いた新潟の小泉慶は、「難しい戦いでしたが、勝つしかなかったので勝てて良かった。ただ、今聞いたが、他会場次第だったので……。でも、残りの試合をしっかりチームでひとつになって戦いたいと思います」とコメント。続けて、「本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだし、個人的にも不甲斐ない」と続けた。
 
 2004年のJ1昇格後、初のJ2降格。厳しい表情で反省の言葉を並べた小泉は、それでも前を向き、「残りの試合を観に来てくれる人のためにも選手はしっかり戦うので引き続き応援をお願いしたい。なかなか苦しい状況ですが、まず残りの2試合をしっかり戦いたいと思います」と気丈に語った。
 
 新潟は26日の33節で清水とのアウェーゲームを戦い、12月2日の最終節ではホームにC大阪を迎える。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事