【W杯欧州予選プレーオフ展望】エリクセンが攻撃を牽引するデンマーク。アイルランドの堅守を崩せるか

2017年11月10日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

デンマークはケアを中心に守備陣も安定。

故障者/デンマーク=ドゥルミシ(DF) アイルランド=コールマン(DF)、ウォルターズ(FW)
出場停止/デンマーク=なし アイルランド=なし

ロシア・ワールドカップ欧州予選プレーオフ(第1レグ)
11月11日(土)/パルケン・スタジアム
デンマーク×アイルランド
 
 【注目ポイント】
●エリクセンが得点に絡めるか
●アイルランドの必殺カウンター
 
【試合展望】
 実力伯仲の拮抗したゲームとなりそうだ。
 
 ボールを支配するのは、中盤の構成力で勝るデンマークか。組み立てとフィニッシュの両方を担い、今予選で8得点・4アシストをマークしたクリスティアン・エリクセンが本調子なら、主導権を握って攻め込める可能性が高い。
 
 CBのシモン・ケア、GKキャスパー・シュマイケルが軸の守備ブロックは、予選のラスト6試合で3失点と安定感を増しており、先にリードを奪えれば理想的だ。
 
 一方、最終節に敵地でウェールズを破ってプレーオフに進んだアイルランドは、抜群の勝負強さを誇る。全員がハードワークでボールを奪い、CFシェーン・ロングに素早く繋ぐ堅守速攻が拠り所だ。
 
 ロビー・ブレイディという優秀なキッカーがいるセットプレー、予選で決勝点を3度も叩き出したジェームズ・マクリーンの左足も注目だ。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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