「ルーティンなんてクソ喰らえ」本田圭佑がツイッターでこう綴った真意はどこに?

2017年11月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

ファンの質問にも丁寧に応対。

メキシコの地に適応し始めた感のある本田。その要因をSNS上で明らかにした。 (C) Getty Images

 その好調の要因は、自身の中で保ち続けている意識によるものなのかもしれない。パチューカに所属するMF本田圭佑が、自身のツイッターで持論を展開した。
 
 目下、本田は絶好調そのものだ。現地時間11月8日に行なわれたコパ・コロナMX(メキシコカップ)準々決勝のティファナ戦で公式戦7試合連続出場を飾ると、42分に本拠地の観衆を沸かせた。ハーフウェーライン付近でボールを持った本田は、果敢にドリブルを仕掛けると、巧みなステップでティファナ守備陣を次々と交わし、最後は飛び出したGKをチップキックで制するファインゴールを決めたのだ。
 
 5人抜き去っての55メートル独走弾というゴラッソに現地メディアも賛辞を贈る。スペイン紙『Marca』のメキシコ版は「まるでリオネル・メッシのようだった」と評し、メキシコ全国紙『Medio Tiempo』は「これぞミランで10番を付けた男のプレーだ」と褒めちぎった。
 
 公式戦6ゴール目をマークして、そのパフォーマンスが急激に向上している本田は、10日に自身のツイッターを更新して、「ルーティンなんてクソ喰らえ」と独自の考えを明らかにしている。
 
「ルーティンなんてクソ喰らえ。って自分に言い聞かせながら考えて行動してる。ルーティンは生産性も高くて心地も良いけど考える力が身に付かないから」(原文ママ)
 
 この発言に多くのフォロワーから意見が寄せられ、それに対して本田は、「ルーティンを疑うこと」や「サッカーだけでなく、全てに置き換えられます。ビジネスはもちろん、人生もしかりです」と丁寧に返信をしていた。
 
 サッカーだけでなくビジネスマンとしても視野を広げている本田。今回のつぶやきは、あらゆる取り組みをしながら、そのなかで前向きに行動し続ける男らしい発言と言える。
 
 今回の日本代表遠征には招集されなかった本田だが、パチューカでは好調を維持し続けている。己を貫き、メキシコの地で輝きを放っているサムライは、12月にアブダビで開催されるクラブワールドカップでの活躍が期待されている。
 
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