「政治家にプレッシャーをかけた」ハリルが"地元"での思い出を邂逅

2017年11月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

”ホーム”で戦えるハリルホジッチ監督に、過度の緊張はなし。

ハリルホジッチ監督は、リラックスした様子で会見に臨んだ。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 ブラジル戦の前日会見に臨んだハリルホジッチ監督が、過去の思い出を語った。
 
 日本とブラジルの親善試合が行なわれるリールは、ハリルホジッチ監督の自宅がある地。地元クラブのリールを率いていた経験もあり、ある意味で"故郷"と言える場所だ。フランス人記者に「リールに戻って来ましたね」と水を向けられると「本当に嬉しいです。ここから近くに住んでいますし、素晴らしい新しいスタジアムを目にして嬉しいです」と指揮官は笑顔を見せた。
 
 スタジアムでの会見は当時を思い出させたようで、「私の時代にこういうスタジアムがあってほしかったですね。ただ、私もこの新しいスタジアムを作ろうと言っていたひとりです。関係者や政治家の皆さんに少しプレッシャーをかけたことを思い出します」と告白。さらに、「選手に言っておきました。私の地元でやるんだから、絶対に勝たなきゃいけない。負けたら私はここで生活できない」とリラックスした様子でおどけて見せた。
 
 対戦相手のブラジルは「世界一」と評する強豪だが、"ホーム"で戦えるハリルホジッチ監督に、過度の緊張はないようだ。その采配にも、自ずと期待は高まる。
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