「得点王にオレはなる!」 リーガでわずか1得点のC・ロナウドがチームメートと賭け

2017年11月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

S・ラモスやジダンが信頼を寄せる一方で、ファンは…。

今シーズンはリーガにおいて大不振に陥っているC・ロナウド。それでも当人は、チームメートに対して大見得を切っているようだ。 (C) REUTERS/AFLO

"エル・ブランコ(白い巨人)"の大黒柱が、極度の不振に陥っている。レアル・マドリーのクリスチアーノ・ロナウドは、今シーズンのリーガ・エスパニョーラで、いまだ1ゴールしか挙げられていないのだ。
 
 ライバルであるバルセロナのリオネル・メッシは、すでに12ゴールも記録し、その差は11ゴールと大きく開いている。それでも、C・ロナウドはピチーチ(得点王)の獲得へ自信を持っているようだ。
 
 スペインのジャーナリスト、ホセ・ラモン・デ・ラ・モレナ記者が地元メディアに明かした情報として、スペイン紙『マルカ』が現地時間11月7日に報じたところによると、C・ロナウドはチームメートたちと、自分がピチーチになれるかどうかの賭けをし、「俺は得点王になれる」と口にしているという。
 
 チャンピオンズ・リーグでは全4試合に出場して6得点とゴールを量産しているC・ロナウドだが、4試合の出場停止で開幕から出遅れたリーガでは、7試合に出場して1得点しか記録できていない。スペイン紙『アス』では、2.08%という欧州5大リーグで710位の決定率の低さが批判の標的となった。
 
 11月5日のラス・パルマス戦(リーガ11節)で、C・ロナウドはイスコのゴールをアシストしても喜ばなかったことが騒がれた。キャプテンのセルヒオ・ラモスは、得点できないと、C・ロナウドが不機嫌になると明かしている。
 
 だが、そのS・ラモスやジネディーヌ・ジダン監督は、「そのうちゴールを決めるはず」と、C・ロナウドが直に本来の得点力を取り戻すと、エースへの信頼を口にしている。
 
 しかし、さすがに11ゴール差をひっくり返してのピチーチ獲得は厳しいとの見方が一般的だ。
 
 マルカ紙が実施したアンケートで、「C・ロナウドがピチーチになれる」と回答したのは、4万4000人を超えるユーザーのわずか27%。実に7割以上のユーザーが、得点王になるのは難しいとの見解を示している。
 
 残り27試合のリーガで、C・ロナウドはそんな周囲の冷めた目や批判の声をはね返すことができるのか。"大逆転劇"に向けた第一歩となる次節は、アトレティコ・マドリーとのダービーマッチだ。
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