ブラジル最大メディアが日本戦のスタメンを予想! チッチ監督の狙いやいかに!?

2017年11月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

指揮官が試したいのは「中盤の化学変化」

ブラジルの大手TV局『GLOBO』が予想した、日本戦に向けたブラジル代表のスタメン。攻守に隙のない強力な陣容だ。

 金曜日にフランスのリールで開催されるブラジル代表vs日本代表の一戦。そのフレンドリーマッチを前に、ブラジル最大のテレビ放送局である『GLOBO』がセレソン(ブラジル代表の呼称)のスタメンを予想した。
 
 同局はまず、日本戦の位置づけについて言及。「ワールドカップ予選を通じて、スタメンを張るメンバーの力量は十二分に把握できた。チッチ(監督)が試したいのは、本大会に向けたオプション作りであり、さまざまな選手同士の組合せだ」と記した。
 
 さらに指揮官は具体的な選手起用についても明かしたようで、同局によると「チッチはカゼミーロとフェルナンジーニョを同時に使ってみたいと話していた」という。そのうえで『GLOBO』が注目のプレーヤーに挙げたのが、そのフェルナンジーニョとフィリッペ・コウチーニョの2選手だ。
 
「中盤センターの3人をどう組み合わせるかが、日本戦のひとつのポイントとなる。カゼミーロを底に置き、その前にコウチーニョとフェルナンジーニョを並べるだろう。予選で多くの出場機会を得ていたレナト・アウグストとパウリーニョのコンビは、おそらく出場しない」
 
 R・アウグストとパウリーニョはともに機動力とアスリート能力が高く、似た特性を持つ。その一角を守備力に秀で、リンクマンとしても機能するフェルナンジーニョとすることで、中盤にどんな変化が生まれるのかを見たいようだ。同局は「テクニシャンがより活きる結果となれば、本番でも採用されるだろう」とし、「フェルナンジーニョの傍でプレーすればコウチーニョも動きやすいはずだ」と説明している。
 

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