「オカザキはアグエロ、ケイン、ルカクより上だ!」レスター地元紙が興奮気味なのはなぜ?

2017年11月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「トップ5に2選手が。レスターの誇りだ」

日本代表での落選が続く岡崎だが、プレミアの並居る点取り屋を抑えて「決定率」で2位に食い込んだ。(C)Getty Images

 11月1日に『EA Sports』社が今シーズンのプレミアリーグの最新データを公表。ゴール部門のとあるランキングで堂々2位に食い込んだのが、レスターに所属する岡崎慎司だ。

 レスターの地元紙『Leicester Mercury』は、「我々のシンジ・オカザキとジェイミー・ヴァーディーは、セルヒオ・アグエロより、ハリー・ケインより、ロメル・ルカクより優れているのだ」と高めのトーンで伝えた。
 
 シュート数に対するゴールの割合、言うなれば「決定率」が図抜けている。岡崎はこれまでリーグ戦でシュート数11本に対して、4ゴールを奪取。決定率は36.4%というハイスコアだ。マンチェスター・ユナイテッドのアントニー・マルシアルが40%(5得点/10本)でトップ。僚友ヴァーディーが31.6%(6得点/19本)で3位タイ、アグエロが25.9%(7得点/27本)で9位、ケインとルカクに至ってはトップ10圏外となっている。
 
 同紙は「オカザキとヴァーディーは合わせて10得点を決めているだけでなく、このゴールレート部門においてともにトップ5に名を連ねた。レスター・シティの誇りだ」と称えた。
 
 現在プレミア首位で破壊的な攻撃力を見せつけているマンチェスター・シティからは、4人が10傑入り。先の日本代表戦で1ゴールをマークしたニュージーランド代表FWクリス・ウッドが7位タイに入っている。
 
 10節終了時点での決定率ランキングは以下の通りだ。
 
1位 アントニー・マルシアル(マンチェスター・U) 40%(4得点/10本)
2位 岡崎慎司(レスター) 36.4%(4得点/11本)
3位 レロイ・ザネ(マンチェスター・C) 31.6%(6得点/19本)
3位 ジェイミー・ヴァーディー(レスター) 31.6%(6得点/19本)
5位 ラヒーム・スターリング(マンチェスター・C) 30.4%(7得点/23本)
6位 ガブリエウ・ジェズス(マンチェスター・C) 30%(6得点/20本)
7位 ウマル・ニアス(エバートン) 27.3%(3得点/11本)
7位 クリス・ウッド(バーンリー) 27.3%(3得点/11本)
9位 セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・C) 25.9%(7得点/27本)
10位 サディオ・マネ(リバプール) 25%(3得点/12本)
※『EA Sports』社が集計
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