衝撃の新事実が続々! 神の子マラドーナがみずから選んだ「忘れじのW杯5大シーン」

2017年11月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「幽霊かUFOがシルトンをどこかに連れ去ったんだ」

伝説の「5人抜き」などスーパープレーだけでなく、意外にも82年W杯・ブラジル戦での退場劇もチョイスした。(C)Getty Images

 神の子ディエゴ・マラドーナが、『FIFA.com』のスペシャルゲストで登場。「思い出深いワールドカップ5大シーンは?」と問われ、面白おかしく振り返った。本人のコメントとともに紹介しよう。
 
①1982年スペイン大会
/グループリーグ・ハンガリー戦でのW杯初ゴール

「ワールドユース(U-20W杯)ではゴールを決めていたけど、ワールドカップでのそれは比べものにならなかったね。ずっとずっと欲していた。まるでママがベッドまで朝食をもってきてくれて、キスをしてくれたかのような喜びだったよ。すごくピュアなね」
 
②1982年スペイン大会
/2次リーグのブラジル戦で一発退場

「ブラジルは俺たちをからかっていた。それがどうしても我慢できなくてね。(おなかに飛び蹴りを見舞った)バチスタとは何年かしてから話をしたよ。彼は言った。『間違っているよ、ディエゴ。それもまたフットボールじゃないか』と。でもさ、3点をリードされて、敵のサポーターが『オレ! オレ! オレ!』と叫ぶなかでボール回しをされたら、カチンとも来るさ。少しでも静脈に血が流れているなら。でも、蹴っちゃいけなかったかな、やっぱり。俺はなんてことをしたんだ!」
 
③1986年メキシコ大会
/準々決勝イングランド戦での「5人抜き」

「あんなゴールは後にも先にもない。難しいゴールはいくつか決めたけど、あれはワールドカップだった。すべての子どもたちの夢だ。最後は(GKのピーター・)シルトンだったね。彼がなにをしていたのか、いまでもよく分からない。幽霊やUFOがやって来て、彼をどこかに連れ去ったのかもしれない。俺のためにあんなに広くゴールを開けててくれたんだからな。何度も何度も(映像を)観たね。『ママ! また観ようぜ!』と誘って、いつも大喜びの彼女とね」
 

次ページ「これを外したらお前は大バカだ、弱虫だ、最低ヤローだ」

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事