テベス、アネルカ、フォルラン…アジアで期待を裏切った「大物ワースト20」

2017年10月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

アルゼンチンの悪童は上海にいながらにして堂々2位!

左上から時計回りにテベス、ドログバ(左)&アネルカ(右)、アイマール、そしてフォルラン。アジアを色だったスターたちだ。

 米大手ネットワーク局『Fox Sports』のアジア版が、「アジア・フットボールで失敗したビッグネーム20」を発表した。
 
 近年、中国や中東の金満クラブだけでなく、マレーシアやタイなど東南アジアのクラブもこぞって欧州サッカーシーンで活躍した名手を獲得している。入団時に特大の注目を集めたものの、その後大半は満足のいくパフォーマンスを披露できず、「稼ぐだけ稼いで」去っていった。同局がその中でもとりわけ期待を裏切った20人をワーストランキング化。「ビッグネーム」の定義はさておき、馴染のみの顔ぶれを見ていこう。
 
 ワーストワンは、元イングランド代表のカールトン・コール。今年3月にインドネシアのペルシブに入団したが、わずか2か月で退団した。同局は「5試合に出場して先発は2試合。練習での態度が悲惨なほどひどく、追われようにして出て行った。チェルシー時代の僚友マイケル・エッシェンと再会したが、彼の出来とは雲泥の差だ」と断罪した。
 
 2位は、こちらも上海申花でヒールに成り下がっているカルロス・テベスだ。「怪我で欠場しているのにディズニーランドに行ったり、チームメイトの質の低さを公然と批判したりやりたい放題。自身のコンディションの悪さを棚に上げてだ。今回の20人の中で唯一、対象クラブに所属しながらにしてのランクインとなった」とバッサリ。
 
 その後もエル=ハッジ・ディウフやニコラ・アネルカ、ルーカス・バリオス、パブロ・アイマールなどワールドカップでも活躍した大物が名を連ねるなか、元ウルグアイ代表のエース、ディエゴ・フォルランもエントリー。「期待値の高さからすれば、セレッソの降格を阻止できなかったのだから不合格だろう」としながらも、「ただ、2部(J2)に落ちても精いっぱいのプレーを見せた。そのため順位は(16位と)抑えめだ」と補足している。

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