悪天候での試合は最後までピッチコンディションに苦しめられた。
大久保嘉人も奮戦したが、ネットを揺らすまでには至らなかった。写真:山崎 賢人(サッカーダイジェスト写真部)
[J1リーグ31節]FC東京0-0清水/10月29日/味スタ
台風が関東に接近する中、味の素スタジアムで行なわれたFC東京と清水のゲーム。ピッチ上には大粒の雨が降り続け、ボールを蹴るだけで水しぶきが上がるようなグラウンドコンディションで試合は幕を開けた。
パスやドリブルが普段のように使えないため、序盤から互いにシンプルな形で攻撃を仕掛ける場面が散見。FC東京は高萩洋次郎、清水は河井陽介を中心に試合をコントロールし、ゴールをこじ開けにかかる。しかし、前半はスコアを動かすまでには至らず、互いに無得点でハーフタイムを迎えた。
後半に入ると、雨脚はさらに強まる。ピッチは劣悪な状態になっていく一方で、選手たちは天候にプレーを妨げられてしまう。前に蹴りだしたボールは止まり、バウンドを読み違える場面が多くなった。
それでも両チームは何度か決定機を作り出し、勝利への執念を見せる。FC東京は61分にピーター・ウタカがペナルティエリア手前から強烈なシュートを放つも枠の外。対する清水も81分にチアゴ・アウベスが右サイドを単独で破り、ゴール前で絶好機を迎える。しかし、決めることができない。そのこぼれ球を拾った北川航也がシュートを放つも、ゴールライン上で徳永悠平にクリアされ、得点には結びつかない。
試合終盤に差し掛かる頃には、視界の確保も難しくなるような状況となった雨中決戦。最後まで互いに得点を奪えず、0-0で試合を終えた。
スコアレスドローに終わった両チームだが、FC東京は他会場の結果により、J1残留が確定。一方の清水は残留に向け、貴重な勝点1を積み上げる結果となった。
台風が関東に接近する中、味の素スタジアムで行なわれたFC東京と清水のゲーム。ピッチ上には大粒の雨が降り続け、ボールを蹴るだけで水しぶきが上がるようなグラウンドコンディションで試合は幕を開けた。
パスやドリブルが普段のように使えないため、序盤から互いにシンプルな形で攻撃を仕掛ける場面が散見。FC東京は高萩洋次郎、清水は河井陽介を中心に試合をコントロールし、ゴールをこじ開けにかかる。しかし、前半はスコアを動かすまでには至らず、互いに無得点でハーフタイムを迎えた。
後半に入ると、雨脚はさらに強まる。ピッチは劣悪な状態になっていく一方で、選手たちは天候にプレーを妨げられてしまう。前に蹴りだしたボールは止まり、バウンドを読み違える場面が多くなった。
それでも両チームは何度か決定機を作り出し、勝利への執念を見せる。FC東京は61分にピーター・ウタカがペナルティエリア手前から強烈なシュートを放つも枠の外。対する清水も81分にチアゴ・アウベスが右サイドを単独で破り、ゴール前で絶好機を迎える。しかし、決めることができない。そのこぼれ球を拾った北川航也がシュートを放つも、ゴールライン上で徳永悠平にクリアされ、得点には結びつかない。
試合終盤に差し掛かる頃には、視界の確保も難しくなるような状況となった雨中決戦。最後まで互いに得点を奪えず、0-0で試合を終えた。
スコアレスドローに終わった両チームだが、FC東京は他会場の結果により、J1残留が確定。一方の清水は残留に向け、貴重な勝点1を積み上げる結果となった。