ボヌッチ退場のミラン、ジェノアと引き分けで4試合未勝利…

2017年10月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

VAR判定の末にボヌッチが退場となり…。

ボヌッチ(左)が25分に一発退場。それでも善戦したミランだが勝利は遠かった…。(C)Getty Images

 現地時間10月22日、セリエA9節でミランとジェノアが0-0で引き分けた。
 
 セリエA3連敗中で、3日前のEL・AEKアテネ戦もスコアレスドローと勝ち星に恵まれずモンテッラ監督の立場が揺らいでいるミランは、CFカリニッチの後方にスソとチャルハノールを2トップ下に置く3-4-2-1を採用。ジェノアも似たような3-4-3を使い、元ミランのベルトラッチとターラブトなどが先発した。
 
 序盤から攻め込んでチャンスを作っていたミランが、アクシデントに見舞われたのは25分。FKの際に敵ペナルティーエリア内で、肘を競り合ったロージの頭にぶつけたボヌッチが、VAR判定の末に一発レッドカードを食らうのだ。モンテッラ監督はチャルハノールを下げてCBロマニョーリを入れ、システムを4-4-1に変更した。
 
 その後はミランが1人少ない状況ながら善戦して一進一退の攻防が続き、スコアレスのままハーフタイムを迎えた。
 
 後半も同じく互角の戦いが続くとジェノアは52分、ロージとカラビノフを下げてラゾビッチとラパドゥーラを入れる2枚替えで、勝負に打って出た。
 
 一方のミランは67分、ボナベントゥーラとカラブリアを交代させ、ボリーニを右SBから左サイドハーフに移した。その後は何度かチャンスを得るもモノにできず、84分にはカリニッチ→クトローネで最後の交代枠を使った。
 
 ミランはその後もスソの打開力を中心に攻め込んだが、1点が奪えずスコアレスドローでタイムアップ。これで公式戦4試合連続未勝利と苦しい時を過ごしている。
 
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