まさに執念の同点弾!大宮が90+3分の直接FKで柏とドロー

2017年10月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

マテウスの無回転気味のシュートがゴール左に突き刺さる!

試合終了間際のFKでマテウスの左足がうなった。写真:田中研治

[J1リーグ30節]大宮1-1柏/10月21日/NACK
 
 J1リーグ30節の大宮対柏が21日、NACK5スタジアム大宮で行なわれ、1-1の引き分けに終わった。
 
 まさに執念の同点弾だった。ドラマが待っていたのは90+3分。1点のビハインドを背負っていた大宮は、DFを上げてパワープレーを仕掛け、ゴール前ほぼ正面でFKを得る。このキッカーに立ったマテウスが左足を振り抜くと、無回転気味のシュートが左サイドネットに突き刺さった。
 
 大宮はこのゴールで引分けに持ち込み、なんとか勝点1を確保。15位・甲府との勝点差を4に詰め、J1残留に望みをつなげた。
 
 一方の柏は痛い引き分けだ。43分にハモン・ロペスのゴールで先制したものの、その後が続かなかった。
 
 4試合を残した現時点で、柏と首位・鹿島との勝点差は10に。本日19時から行なわれる横浜対鹿島戦で鹿島が勝つと、優勝の可能性が潰える。
 
 また、C大阪に得失点差で抜かれ、ACL出場圏内の3位からも陥落した。下平隆宏監督は「上に行くならもっと圧倒して勝たなければいけなかった」と肩を落とす痛恨の敗戦だった。
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