パス成功率は驚異の97・1%。マンCの若手が5大リーグの堂々トップに!

2017年10月20日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

直近2試合のパス成功率は99%と98%。

快進撃が続くマンCで大きく成熟した姿を見せているのが、23歳のストーンズ。とりわけパス成功率は特筆に値する。 (C)Getty Images

 公式戦12試合で11勝1分け無敗と、開幕からロケットスタートに成功したマンチェスター・シティ。ケビン・デ・ブルイネやダビド・シルバ、レロイ・ザネ、ガブリエウ・ジェズスといった攻撃陣のハイパフォーマンスに目を奪われがちだが、最終ラインでグアルディオラ監督のポゼッションサッカーを下支えする若手DFの活躍ぶりも忘れるべきではない。確かな成長の跡をうかがわせているのが入団2年目のCB、23歳のジョン・ストーンズだ。
 
 課題だったプレッシャー下での守備対応や判断力が向上し、いまや貫録すら漂う23歳の最大の魅力は、足下のスキルとビルドアップの貢献度。今シーズンはさらに磨きがかかった印象で、事実、データにも如実に表われている。
 
 驚くべきは、ここまで97・1%をマークしているパス成功率だ。リスクを負ったパス交換が前線の選手に比べて少ないとはいえ、これは称賛に値する数字。今シーズンの国内リーグで1/3以上に出場している5大リーグの全選手を対象にしたパス成功率のランキングで、堂々のトップに立つ。
 
ちなみに直近2試合のパス成功率は、プレミアリーグ8節のストーク戦が99%で、チャンピオンズ・リーグのグループステージ3節ナポリ戦が98%だった。
 
 2年目を迎えたグアルディオラ監督のポゼッションサッカーが攻守両面においてクオリティーを大きく高めているのは、ストーンズの成長と無関係ではないはずだ。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事