【J1展望】仙台×清水|苦しい台所事情の両者。清水は生え抜きの引退発表で残留へ奮起できるか

2017年10月20日 サッカーダイジェスト編集部

仙台――悔しい敗戦から立て直しへ。

故障者/仙台=シュミット、永戸、ヴィニシウス、平山、金久保、富田、中野、椎橋 清水=鄭、六平、飯田、村松、長谷川
出場停止/仙台=なし 清水=松原

J1リーグ 30節
ベガルタ仙台―清水エスパルス
10月21日(土)/14:00/ユアテックスタジアム仙台
 
ベガルタ仙台
今季成績(29節終了時):12位 勝点35 10勝5分14敗 38得点・49失点
 
【最新チーム事情】
●前節、中野が左膝を負傷。今週の練習には参加できず欠場濃厚。
●左ウィングバックは蜂須賀が先発か。
●梁が紅白戦に復帰したが、ベンチ入りの可能性は高くない。
●脳しんとうで長期離脱の石川慧が、ヘッドギアをして全体練習に合流。
 
【担当記者の視点】
 前節、アウェーで川崎に野津田、石原の得点で2点のリードを奪った。しかし、相手に退場者が出たにもかかわらず、終盤に3失点を喫して逆転負け。ショッキングな敗戦に選手や監督は落胆の表情を隠せなかったが、翌日には全選手でミーティングを行ない、立て直しを図った。
 
 その反省から、今週は夏の中断期間でも行なった守備陣形の確認と、攻撃をシュートで終える意識を高めることに力を注いだ。怪我人が続出で中野も負傷離脱だが、代役となる蜂須賀は「常に先発で出ようと思ってやってきた」とチャンスを掴むべく意気込みを見せている。

次ページ清水――松原の欠場で最終ラインは流動的。

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