【J1採点&寸評】清水0-3磐田|静岡ダービー完勝の立役者は名波監督も称えたアタッカー

2017年10月14日 梶山大輔(サッカーダイジェスト)

清水――サポーターの大声援は、ブーイングに変わる。

【警告】清水=角田(41分) 磐田=高橋(46分)
【退場】清水=松原(46分) 磐田=なし
【MAN OF THE MATCH】アダイウトン(磐田)

[J1リーグ29節]清水0-3磐田/10月14日/アイスタ
 
【チーム採点・寸評】
清水 
序盤はポゼッションとカウンターを巧みに使い分け、主導権を握る。ただ、先制を許した後はトーンダウン。数的不利となった後半は、失点を重ねてしまった。サポーターの大声援に応えられず。

 
【清水|採点・寸評】
GK
13 六反勇治 5.5
2失点目は、警戒していたセットプレーからやられてしまった。試合を通してセービングは悪くなかっただけに、悔やまれる。
 
DF
5 鎌田翔雅 5.5
対峙したアダイウトンの突破に手を焼く。ただ、攻撃面では正確なクロスでチャンスメイクした。後半は左SBに回り、そつなくプレー。
 
45 角田 誠 5
失点を重ねるチームを後方から立て直せなかった。ビルドアップの場面でも怖さを見せられず。
 
26 二見宏志 5
川又と迫力あるデュエルを展開したが、3つのゴールを許す。1失点目は、アダイウトンの勢いを止められなかった。
 
25 松原 后 4.5
キックオフからバランスを重視。オーバーラップできないイライラを募らせたか、前半終了間際に相手選手を突き倒し一発退場。試合に与えた影響は大きく、まさに痛恨だった。
 
MF
20 竹内 涼 6
攻守をつなぐリンクマンとして機能。21分には狙い澄ましたミドルを放つ。劣勢のなかでも、正確な技術で攻撃の起点に。
 
22 枝村匠馬 5.5(63分OUT)
四方にボールを配球し、司令塔としてタクトを振るう。ただ、ラストパスがズレるシーンが散見され、決定機の演出は叶わず。
 
19 ミッチェル・デューク 5
馬力のあるドリブルで奮闘したが、クロスの精度を欠く。対面の宮崎が一枚上手だった。
 
30 金子翔太 5.5(HT OUT)
積極的に仕掛ける姿勢でアピールも、時間とともに存在感が希薄に。松原退場のあおりを受け、前半でベンチへ退いた。

【清水0-3磐田 PHOTO】磐田が3-0で静岡ダービーに完勝

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