【U-17W杯】森山佳郎監督は妥協しない!大量6ゴールの攻撃陣に付けた、さらなる注文とは?

2017年10月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ボールを失ってからのカウンタ―を簡単に受けてしまった」

森山監督は初戦の勝利を喜んだ後に課題も口にした。(C)Getty Images

 [U-17W杯グループリーグ第1戦]U-17日本6-1U-17ホンジュラス/10月8日/グワーハーティー(インド)
 
「思ってもみなかったような点差でした。選手たちが頑張ってくれたと思います」
 
 そう振り返ったのは、U-17日本代表を率いる森山佳郎監督だ。ホンジュラス相手に6-1の快勝を収めたU-17ワールドカップの初戦後、指揮官はいつもの笑顔でインタビューに応えた。
 
 大量6ゴールを奪った攻撃を「良いパスが来れば前線の選手たちは得点を決める力を持っている」と評価し、ハットトリックを達成した三菱養和ユースのアタッカーを「良い形で決めて、中村(敬斗)もノリノリで良かったと思う」と称賛した。
 
 ただ、森山監督は、快勝劇のなかにも課題を見出したようだ。
 
「ボールを失ってからのカウンタ―を簡単に受けてしまった。ボールの奪われ方も、チャンスにはなるんだけど、もう少し揺さぶってから、隙ができたところをついていきたかった」
 
 一切の妥協を許さない指揮官らしい指摘だろう。11日の第2戦でぶつかるフランスは、初戦でニューカレドニアを7-1で下している。ホンジュラス戦のように不用意にボールを奪われると、即座に失点につながりかねない危険な相手だ。
 
 初戦で出た課題を、どういった形で修正してくるのか。森山監督の手腕に注目が集まる。
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