【日本代表】ハリルに「トップフォームではない」と指摘された香川真司。だが実際のところは…

2017年10月08日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「別にコンディションは悪くないです」

ニュージーランド戦では決定機逸も、巧みなステップで敵をかわすプレーもあった。ハイチ戦では目に見える結果を残せるか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 ニュージーランド戦後の記者会見で、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は香川真司の状態について、次のようにコメントした。
 
「香川は長い間、怪我をしていた。だからもちろん、まだトップフォームではない。本人にも、本来のレベルを取り戻してほしいと要求している」
 
 代表合流前のアウクスブルク戦では見事なループシュートを決めるなど、所属するドルトムントでは好調をキープしているように見えたが、香川自身の感触はどうなのか。
 
「別にコンディションは悪くないです。ドルトムントでも良いトレーニングができているので。ただ、これから一方的に上がっていく感覚はあります。そこはすごく自信がある。だから悪いといった感じはまったくないです。良いトレーニングを続けていければ、もっともっと上がっていくと思います」
 
 どうやら指揮官が懸念するような状態ではないようだ。現状からさらにコンディションは良くなっていくと言う。
 
 ハイチ戦に向けては、「相手どうこうではなく、今チームがトライしていることなど、メンバーも変わったなかで、どこまでやれるか。もちろん個人のアピールも大事ですけど、常にチームがあるわけで、組織と個がうまく融合するように」と抱負を語る。
 
 トップ下で先発したニュージーランド戦では、前半の二度の決定機を決め切れず、不完全燃焼のまま、60分に交代を告げられた。ハイチ戦はメンバーの大幅な入れ替えが予想されるが、出場のチャンスを得られれば、今度こそ目に見える結果を残したい。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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