パリSGがバイエルンに3発完勝! 対立話題のネイマールとカバーニがアベック弾

2017年09月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

いきなり先制に成功して試合を支配する。

バイエルンに快勝したパリSG。ネイマール、カバーニ、エムバペの3トップが機能した。(C)SOCCER DIGEST

 悲願のビッグイヤーに向けて大きな勝利になるか。現地時間9月27日のチャンピオンズ・リーグ(CL)グループB2節で、パリSGがバイエルンを3-0で撃破した。
 
 ホームのパリSGは開始2分、いきなり先制に成功する。ネイマールが左サイドを単独突破で崩すと、右サイドを駆け上がったD・アウベスにラストパス。ブラジル代表SBはワントラップ後に右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。
 
 その後はバイエルンもチャンスも得たが決めきれずにいると、パリSGが追加点を奪う。31分、カバーニ、D・アウベス、エムバペ、再びカバーニと繋いで右サイドを崩しと、ウルグアイ代表FWは落としのボールを右足ダイレクトで正確なシュートを叩き込んだ。
 
 カバーニはこれで昨シーズンから続くCL連続得点レコードを6試合まで更新。大会タイ記録に並んだ。
 
 さらにパリSGは、63分に決定的な3点目を奪う。カウンターからD・アウベスが抜け出すと、右サイド前方のエムバペにパスする。18歳の神童は華麗な足技でアラバとジューレを交わして、中央にグラウンダーの戻し。これはハビ・マルティネスに阻まれたが、そのこぼれ球にネイマールが素早く反応して押し込んだ。
 
 パリSGはその後、バイエルンにボールを持たせながら全て弾き返し、さらに時おり鋭いカウンターを仕掛けるなど試合をしっかりコントロール。このまま3-0で勝利した。
 
 バイエルンは守護神ノイアーが故障中でウルライヒが敵ゴールマウスを守っていたとはいえ、CL優勝候補にも挙がるドイツの絶対王者から3発快勝のパリSG。カバーニとネイマールのPKキッカーを発端とする対立などが世の中を騒がせていたが、少なくともこの日はネガティブな側面は顔を覗かせることはなく、ビッグイヤーを争える力があることを証明した。
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