杉本不発のC大阪、優勝遠のく痛い連敗。ホームで仙台にまさかの1-4

2017年09月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

仙台の堅守速攻がピタリとはまる。

杉本は巧みなポストワークでシュートチャンスを作ったが、GK関の好セーブに阻まれた。写真:川本学

[J1リーグ27節]C大阪1-4仙台/9月23日/金鳥スタ

 J1リーグ27節のC大阪対仙台が23日、キンチョウスタジアムで行なわれ、仙台が4-1で勝利した。
 
 先制点が生まれたのは、42分のことだった。右サイドでボールを受けた仙台の古林将太が、1トラップから低く鋭いクロスを供給。これを石原直樹が右足で合わせ、ネットに突き刺した。
 
 後半に入ると、仙台はカウンターを軸に相手ゴールを脅かし、70分には右クロスを受けた野津田岳人が1トラップからボレーを見舞って2点目。74分に水沼宏太に1点を返されたものの、直後の77分に椎橋慧也がJ初ゴールを沈め、90分には野沢拓也がトドメの4点目を見舞った。
 
 試合はそのまま4-1で終了。12位の仙台が4位のC大阪からアウェーで勝点3を獲得した。
 
 一方のC大阪は、前節の広島戦に続く、痛い連敗を喫した。攻撃では、杉本健勇のポストプレーや柿谷曜一朗を起点としたパスワークでチャンスを作ったが、最後のところを決めきれず。守備はカウンターにさらされて4失点と、攻守両面で課題の見える試合になった。

 この大敗にユン・ジョンファン監督は、「リスク管理がしっかりできずに失点したのでその部分はみんなで改善したい」と守備の修正を誓った。

 C大阪は27節終了時点で勝点48の4位。首位・鹿島との勝点差は13に開いた。
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