劇的なAT弾2発で広島が勝点3!清水は鄭大世の反撃弾が実らず…

2017年09月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

90+1分、90+6分と立て続けに2ゴール!

カウンターの起点になっていたパトリックが、90+1分に決勝点を挙げた。写真:田中研治

[J1リーグ27節]清水1-3広島/9月23日/アイスタ

 J1リーグ27節の清水対広島が23日、IAIスタジアム日本平で行なわれ、広島が3-1で勝利した。
 
 広島は立ち上がりの6分に先制点を挙げた。右からのCKで柴崎晃誠がクロスを上げると、ニアで水本が合わせてゴールネットを揺らす。この1点で試合の主導権を握ったホームチームは、手堅く守備を固めつつ、機を見たカウンターで追加点を狙った。
 
 一方の清水は、1点ビハインドの69分に怪我から復帰した鄭大世を投入。すると、このエースが仕事をやってのける。84分、右サイドからのクロスを頭で合わせて同点弾をゲットしたのだ。ゴール後は、腕を組んで仁王立ちするパフォーマンスでサポーターを煽り、スタジアムの雰囲気を一気に盛り上げた。
 
 しかし、迎えた90+1分、勝負を決める2点目を奪ったのは広島だった。フェリペ・シウバのスルーパスを受けた稲垣祥がシュートを放つ。これはGK六反勇治に防がれたが、パトリックがこぼれ球に詰めてゴールにねじ込んだ。
 
 さらに広島は、90+6分にもカウンターからフェリペ・シウバが追加点を挙げて3点目。ゴールの直後に終了の笛が鳴り、広島が3-1で清水を下した。
 
 この勝利で広島は勝点を26に伸ばし、暫定ながら16位・甲府、17位・大宮との勝点差を5に広げた。
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