【J1採点&寸評】広島 1-0 C大阪|広島の背番号10がついに真価を発揮。柿谷、杉本ら封じた守備陣は及第点以上

2017年09月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

広島――粘り強い守備を見せたディフェンス陣、ボランチコンビは及第点以上の出来。

【警告】広島=なし C大阪=松田(66分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】フェリペ・シウバ(広島)

[J1リーグ26節]広島 1-0 C大阪/9月16日/Eスタ

【チーム採点・寸評】

広島 6.5
前半はシュート0本にも終わるも我慢強くゲームを進め、スペースが生まれてきたところでブラジル人助っ人が仕事をしてくれた。会心の勝利を収めて降格圏からの脱出に成功。
 

【広島|採点・寸評】
GK
34 中林洋次 6
39分のピンチは高橋が救ってくれた。CKは危ない応対もあったが、90+1分には杉本のシュートをストップしてクリーンシートを達成。
 
DF
40 丹羽大輝 6
クロスはいい質のボールが上がっていた。守備では苦しい場面もあったが、声を出し続けて集中力を高く保ち続けた。
 
5 千葉和彦 6.5
クロスにいいポジションを取って相手の攻撃を中央で抑え込んだ。水本との関係も良く、試合終盤もしっかりとこぼれ球に反応した。
 
4 水本裕貴 6.5
ボックス内では隙を見せることなくタイトに守った。4か月前に5失点を喫した悔しさを晴らしてみせた。
 
3 高橋壮也 6.5
39分の絶体絶命のピンチを右足で救った。攻撃へ関わるタイミングも良く、攻守にパフォーマンスが向上している。
 
MF
6 青山敏弘 6.5 (89分OUT)
ゲームをコントロールして我慢強くゲームを進め、奪ってすぐ前へ送って得点シーンを演出。足を攣って交代するまで惜しみなくパワーを使った。
 
2 野上結貴 6.5
ロングパスをサイドに送り、相手の背後へスルーパスを送る場面も。展開力にも優れ、守備での奮闘も光った。
 
44 アンデルソン・ロペス 6
我慢強く守りながらカウンターのキッカケを作るプレーも。得点には絡めなかったが、できることはしっかりとやった。
 
30 柴﨑晃誠 6(68分OUT)
消えている時間が多かった。もっとボールに関わって変化を加えなければ攻撃は苦しい。交代前のFKも壁に阻まれた。
 
18 柏 好文 6(90+5分OUT)
いろんな局面に顔を出すも打開できずチャンスを作れなかったが、左サイドの連係は向上してきている。

次ページ広島――フェリペ・シウバの投入が見事に奏功。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事