「歯が正常な位置になかった…」ゲッツェが襲われた痛々しいアクシデントとは?

2017年09月15日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

試合終了間際に思わぬ悲劇に見舞われる。

ヴェルトンゲン(左)の腕が顔面に直撃し、歯を負傷したゲッツェ(右)。歯科医の診断次第では17日のケルン戦を欠場する可能性もあるという。(C)Getty Images

 現地時間9月13日に行なわれたチャンピオンズ・リーグのグループステージ第1節のトッテナム対ドルトムント戦で、思わぬアクシデントに見舞われたのがマリオ・ゲッツェだ。
 
 1-3とトッテナムが2点リードして迎えた試合終了間際だった。66分に香川真司との交代で途中出場したゲッツェは、ヤン・ヴェルトンゲンにプレスを仕掛ける。すると、その行く手を阻もうとしたヴェルトンゲンの左腕が顔面に直撃し、歯を負傷。もんどり打って倒れ込んだゲッツェは治療のためピッチの外に運び込まれ、そのまま試合終了のホイッスルを聞いた。
 
「良い状態とは言えない。歯が正常な位置になかったからね。こうやって話すだけでも痛々しいよ」
 
 試合後、ドルトムントのペテル・ボシュ監督はゲッツェの容態をそう語った。本人によれば「切歯(上下中央にある8本の歯)の位置がズレてしまった」そうで、痛みを抑えるための錠剤を服用しているという。
 
 歯科医の診断次第では17日のケルン戦(ブンデスリーガ4節)を欠場し、その後も数週間離脱する可能性もあるという。代謝障害による長期離脱から復帰し、ボシュ新体制でインサイドハーフの定位置を確保しつつあったゲッツェだが、出鼻を挫かれる形となってしまった。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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