【J1展望】広島×C大阪|「J1生き残り」「リーグ制覇」へ、お互いに勝点3必須のバトル

2017年09月15日 サッカーダイジェスト編集部

広島――明白な守高攻低をどう修正するか…。

故障者/広島=林、宮吉 C大阪=アン・ジュンス、温井
出場停止/広島=なし C大阪=なし

J1リーグ第26節
サンフレッチェ広島 – セレッソ大阪
9月16日(土)/18:30/エディオンスタジアム広島
 
サンフレッチェ広島
今季成績(25節終了時):16位 勝点20 4勝8分13敗 23得点・38失点
 
【最新チーム事情】
●佐々木がトレーニングに完全合流。
●パトリックが久しぶりに全メニューを消化。
●新潟戦で椋原が存在感を見せるも今節は契約条項で出場できず。
●直近3試合で2得点・1失点。明白に守高攻低。
 
【担当記者の視点】
 23節の甲府戦(1-0)、24節の大宮戦(1-1)、25節の新潟戦(0-0)と残留争い直接対決3連戦で1勝2分と負けなし。もちろん、勝点7以上を獲得できれば言うことはなかったが、負けなかったことはギリギリの及第点か。
 
 その原動力は間違いなく「粘り強くなった守備」だ。ビルドアップのミスやセカンドボールを拾えないなど、厳しい状況を何度も迎えながらも水際で身体を張り、3試合で1失点。ギリギリのところで踏ん張れる粘りが、ようやくチームに復活してきた。
 
 ただ、一方で得点力不足は変わらない。一時は爆発の気配を見せていたA・ロペスも4試合連続無得点と結果を出せず。逆に攻守にわたる粗さが目立ってしまい、リズムに乗れない。トレーニングマッチや練習では、茶島や森﨑、稲垣らがキレのある動きを見せてはいるが、置かれている状況を鑑みるとチームをいじるのは難しいか。

次ページC大阪――最適解を模索しつつ勝点3獲得を目論む。

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