今季初先発の香川真司、ドイツ紙の評価は?「採点3」「アシストは完璧」「流れに乗れなかった」

2017年09月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

左のインサイドハーフで登場。66分にゲッツェと交代。

聖地ウェンブリーで1アシストを決め、確かな爪痕を残した香川。だが後半になるとその存在感は……。(C)Getty Images

 9月13日、チャンピオンズ・リーグ第1節のトッテナム・ホットスパー戦で今シーズン初先発を飾った香川真司。同点弾をアシストするなど一定のプレゼンスを示したものの、ボルシア・ドルトムントは1-3で敗れ、黒星スタートとなった。
 
 ドイツ・サッカー専門誌『Kicker』はその速報ページで、「アリエン・ロッベンが得意とする鋭いフックのかかった弾道でねじ込んだ」と、まずはアンドリー・ヤルモレンコの同点ゴールを賞賛。そのアシストを決めた香川に対しても、「ヤルモレンコの位置をよく見極め、綺麗なダブルパス(ワンツー)を完成させた」と評した。
 
 すぐさま選手採点と寸評を掲載したのが『Der Westen』紙だ。5段階評価(5が最低、1が最高)において、香川は及第点の3。「敵陣でまずまずの動きを披露。ヤルモレンコのゴールのお膳立ては完璧なセットアップだった。だが予定通りだったのか、66分、マリオ・ゲッツェにポジションを譲った」との寸評を添えた。ちなみに最高点はヤルモレンコの2.5で、最低点は右インサイドハーフ、マフムード・ダフードの4だった。
 
 そしてドイツ全国紙の『Bild』は、同じくアスシトシーンを「カガワらしいテクニカルな処理でゴールを引き出した」と称えた。一方で、「66分にゲッツェと交代。試合の流れに乗れていなかった」と、後半の出来についてはやや辛めの評価となった。
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