まぐれ? 神業? M・デュークのノールックパスから北川が決勝弾! 清水が甲府を下す

2017年09月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

空中戦の接触で頭部を痛めたM・デューク。頭を押さえながらも…。

見事なノールックパスで北川のゴールをお膳立てしたM・デューク。果たして狙ったのか…。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ25節]甲府 0-1 清水/9月9日/中銀スタ

 ミッチェル・デュークの神業的なノールックパスが決勝弾を導き、清水が4試合ぶりの勝利を掴んだ。

 0-0で迎えた70分、清水は後方からのロングフィードをM・デューク目掛けて放り込む。M・デュークは空中戦の競り合いで相手DFと接触。頭部を痛めたようで、頭を押さえる仕草を見せたが、次の瞬間に周囲を確認する素振りも見せずにノールックで後方にヒールパスを送る。これが前線にいた北川航也へのナイスパスに。胸トラップでうまくターンした北川は強烈なシュートを甲府ゴールに叩き込んだ。

 先制した清水は、その後堅実な守りで1点を守り切りタイムアップ。清水が連敗を3で食い止め、4試合ぶりの勝利を掴んだ。これで清水は勝点を28に伸ばし、一方の甲府は21のままとなった。

 それにしても、鮮やかに甲府の守備陣を欺いたM・デュークのノールックヒールパス。狙ったのかどうかは、本人しか知る由はないだろう。
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