【ルヴァン杯】CBコンビを欠く鹿島が手痛い敗戦…ふたりの退場者を出して仙台に1-3

2017年08月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

セットプレーで2失点し、レアンドロとブエノが退場に。

第1戦は3-1で仙台に軍配が上がった。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[ルヴァンカップ準々決勝・第1戦]仙台3-1鹿島/8月30日/ユアスタ
 
ルヴァンカップ準々決勝・第1戦の仙台対鹿島が30日、ユアテックスタジアム仙台で行なわれ、1-3で鹿島が敗れた。
 
 60分にセットプレーで中野嘉大に先制点を奪われたアウェーチームは、4分後にもセットプレーから奥埜博亮に決められて失点。いずれも相手にニアで合わせられた形で、対応の甘さが目についた。
 
 その後、鹿島は75分に土居聖真のゴールで1点を返したものの、直後の79分にレアンドロが相手を故意に踏んだとしてレッドカード。数的不利になって押し込まれた末に3点目を決められ、さらに終了間際の90+4分には、ブエノが2枚目の警告で退場になった。
 
 鹿島は日本代表に選出されたCBコンビ(昌子源、植田直通)の不在が響いたか。9月3日の第2戦では代表組に加え、レアンドロとブエノを欠くなかでの厳しい戦いになる。

 一方の仙台は、攻守ともに安定感を見せた。2ゴールの奥埜博亮はもちろん、古巣対決となった野沢拓也もチャンスメイクで存在感を発揮。守ってもGKシュミット・ダニエルが決定機を防ぐなど充実の出来で、クラブ初となるルヴァンカップの4強入りに向けて大きく前進した。
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