【日本代表】慣れ親しんだ“勝たなければいけない”。吉田麻也は「いつも通り」豪州戦に挑む

2017年08月29日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「僕らは毎試合、そうだったので」

不動のディフェンスリーダー、吉田。恵まれた体躯を生かしエアバトルでは強さを発揮したい。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト編集部)

 8月31日のオーストラリア戦、勝てばワールドカップ出場が決まる。しかし、万が一、ここで出場権を得られなければ、次は過酷なアウェーでのサウジアラビア戦が控えている。
 
 サウジ戦を消化試合にするためにも、できればホームでのオーストラリア戦で決着をつけたい。ある意味、"勝たなければいけない"試合と位置付けることもできる大一番。かかるプレッシャーを、吉田麻也はどう受け止めているか。
 
「でも、時間が0-0で流れれば流れるほど、相手のほうがさらにプレッシャーを感じるはず。勝点は僕らのほうが「1」多くあるし、得失点差も僕らのほうが有利。上手くゲームマネジメントしていきたい」
 
 プレッシャーという点では、ゲーム展開によってはむしろオーストラリアのほうが大きくなると見る。さらには、これまでの予選を逞しく戦ってきた経験があるからこそ、平常心で試合に臨めるという。
 
「"勝たなければいけない"というのは、僕らは毎試合、そうだったので。いつも通りだなと思います」
 
 黒星スタートとなった今回の最終予選だったが、そこから着実に勝点を積み上げて、8節を終えた段階では堂々のグループ首位に立っている。揺るぎない自信が、オーストラリアとの決戦でもチームの力になりそうだ。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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