「早くピッチに立ちたい!」入団会見で意気込んだ内田篤人。気になる日本復帰については…

2017年08月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チームの手助けがしたい」薫陶を受けた恩師ケラーの下で再起を誓う。

入団会見後にさっそくピッチに出て、リフティングをするなど軽快な動きを見せた内田。白い歯をこぼれる。(C) Getty Images

 現地時間8月23日、ウニオン・ベルリンへの入団が決まった内田篤人は、本拠地アルテ・フェルステライで移籍会見に臨んだ。
 
 同月20日に獲得が発表された際にはウニオンの公式サイトを通じて、「ふたたびフットボールができることを楽しみにしています」と語っていた内田。まず、移籍先に2部クラブを選んだ理由について問われると、「2部でも抵抗はない」と答え、こう続けた。
 
「1部から2部ということにも特に抵抗はなく、いいスタジアムといいファンがいれば、そこで仕事がしたいという気持ちですね。このチームは昨シーズン4位で、1部に上がらなきゃいけない。その手助けをしたいし、一生懸命やりたい」
 
 そんなウニオンの指揮官は、2012年12月から2014年10月までシャルケで薫陶を受けたイェンス・ケラーだ。そんな恩師とも呼べる人物の下でのプレーに内田は、「僕のポジションはサイドバックなので、うまくボールを繋ぎながらコントロールしたい」とビジョンを膨らませつつ、「そんなに若くないので、チームがうまく回るようなプレーをしたい」と語った。
 
 明るく応対する内田だが、ここ2年間は苦悩の日々を送った。2015年3月には右膝の負傷で長期離脱を余儀なくされ、同年6月には手術を決断。さらに苦しいリハビリ生活を強いられもした。
 
 会見では、「長い間休みましたが、その分ずっと練習はしているのでコンディションはいい。シャルケでキャンプをやってきましたし、試合もやっている。できるだけ早くピッチに立ちたい」と、周囲の不安を払拭するようにやる気を漲らせた。
 

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