内田篤人の退団報道を受けてシャルケSDが真相を語る「決めるのはウチダだ。我々ではない」

2017年08月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

タイムリミットまで新天地探しに専念か。

ブンデスリーガ開幕戦もベンチ外となった内田。シャルケとの現行契約は2018年6月までだ。(C)Getty Images

 はたして日本代表DF、内田篤人は、7シーズンを過ごしたシャルケを退団するのか。鍵を握る人物でクラブのスポーツ・ディレクターを務めるクリスティアン・ハイデル氏が、ブンデスリーガ開幕戦(シャルケが2-0でRBライプツィヒに勝利)のあと、重い口を開いた。
 
「彼(内田)がわたしのところへやって来て、2、3日考えさせてほしいと言ったんだ。我々と彼とは2018年(6月)まで契約が残っている。だから、ウチダを放出することはない。退団するかどうかは彼の意思による。決めるのは彼だ。我々ではない」
 
 欧州の移籍市場は8月31日で閉鎖される。現地ドイツの一部報道によると内田は練習不参加を許可され、タイムリミットまで新天地探しに専念するという。いずれにせよシャルケ側としては、功労者である内田の考えを最大限に尊重し、決断を後押しすることになりそうだ。ハイデルSDはもし内田の移籍先が決まらなかったとしても、「我々は絶対に手放さない」と強調している。
 
 手術した膝の怪我から復帰した昨シーズンの内田だが、出場はヨーロッパリーグの1試合のみにとどまった。捲土重来を期した今シーズンだが、最初の公式戦となった8月14日のDFBカップ1回戦はベンチメンバー外。その後にハイデルSDと話し合いの場を持ち、同20日のライプツィヒ戦でも18人の選から漏れた。

 はたして、内田の去就やいかに?
 
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