ユーベがマテュイディ獲得! メディカルチェックを報告

2017年08月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

気になる移籍金は?

ユーベの医療施設『Jメディカル』を訪れたマテュイディ。移籍目前でこの笑顔。 ※写真はユーベの公式ツイッターより

 現地時間8月16日、ユベントスがパリ・サンジェルマンに所属するフランス代表MFのブレーズ・マテュイディの獲得を内定させた。
 
 ユーベは公式サイトで、現地時間8月16日の16時にマテュイディがトリノのカゼッレ空港に到着したことを写真付きで報告。その足でメディカルチェックに向かったことも伝えている。
 
 メディカルチェックで問題がなければ、晴れて正式契約となるマテュイディ。移籍の詳細についてユーベはまだ明かしていないものの、フランス紙『レキップ』によれば、移籍金は2000万ユーロ(約25億6000万円)+ボーナスになる見込みだという。
 
 現在30歳のマテュイディは、フランスが世界に誇る育成機関『クレールフォンテーヌ』の出身で、2004年にトロワでプロキャリアをスタート。2007年夏にはサンテティエンヌに移籍し、その無尽蔵なスタミナを武器としたダイナミックなプレースタイルに磨きをかけて評価を高めた。
 
 そして、2011年の夏にはパリSGへ移籍。主力としてチームのリーグ・アン4連覇を含む15個のタイトル獲得に貢献した。しかし、昨シーズンは前半戦こそ精力的な動きを見せたものの、後半戦は低調なパフォーマンスに終始。新シーズンもアドリアン・ラビオやマルコ・ヴェッラッティの急成長もあり、ポジションを失っていた。
 
 そんなマテュイディを獲得したユーベは、今夏の移籍市場で中盤の軸となる選手の獲得を模索。リバプールのエムレ・ジャンやセビージャのステベン・エヌゾンジにオファーをかけたが、いずれも失敗に終わっていた。
 
 なお、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ユーベの中盤補強は今後も続く見込みで、バルセロナのMFアンドレ・ゴメスに触手を伸ばしつつ、エヌゾンジへ再度アプローチをかけるようだ。
 
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